クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者がアザニンを止めて1ヶ月を過ぎた日

前回のあらすじ

誕生日と言うのは本人の記念日と言うだけでなく、親にとっても記念日だと言う事を習ったと言う事を書いた。

 

今回はアザニンを止めてから1か月を過ぎての体調報告を書きたい。

 

 

クローン病と診断されて最初はステロイドで抑え込んでいた。

ステロイドの効果は凄いのです。

今までの痛みが嘘のように無くなります。

しかし、ステロイドは長期に渡って飲み続けると副作用が強く出る薬なので、期間の見極めが大切です。

ステロイドが飲めなくなったらどうするのか?

そこで出てくるのが「アザニン(アザチオプリン)」となる訳です。

この薬はどのような人が飲むのかと言うと「ステロイド依存症」の人です。

効果としては「免疫抑制」です。

 

自分としてはクローン病の経過はどうだったのかと言うと、「日に日に悪くなっている」です。

アザニンの効力は疑問ではありました。

しかし、クローン病は進行する病気なので、アザニンを飲まないともっとスピードを持って悪化するのだろうと納得して飲んでいました。

 

しかし、2019年に「風しんの抗体検査」の案内が来たのです。

そして、調べてみると「抗体が無い」という結果でした。

それをクローン病の主治医に相談すると「予防接種しないとダメだね」となりました。

 

風しんの予防接種は「生ワクチン」の為、免疫抑制剤を飲んでいる状態で受けると風しんにかかってしまう可能性が出てきます。

その為に、一時的にアザニンを休むことになりました。

 

 

と言う所までは経緯です。

 

そして、現在の体調はどうかと言うと判断に悩む所です。

 

アザニンを止める前は腸管の痛みはかなり抑えられていたのですが、その代わり、倦怠感が強く出ていた。

それが、アザニンを止めたら、腸管の痛みが強くなってきて、倦怠感が少し弱くなってきました。

 

自分としてはどちらが良いのか分からないです。

何故なら、人って「無い物ねだり」なのです。

一番良いのは「腸管の痛みが全く無く、倦怠感も無い」と言う状態なのです。

と言うか、人って言うのはこれ以外は最終的に受け入れられないのです。

文句ばかりを言う生き物なのです。

欲望がエスカレートする生き物なのです。

仕事を含めた人付き合いでもそうです。

最初は話し合いで納得してたはずなのに、月日が経つと不満が出てきます。

本当に何でもそうですよ。

お金でも、物でも、恋愛でも何でもそうです。

最初は善意でやっていたとしても、それを商売にする人が出てくると「不公平だ」となるのです。

「人は人、自分は自分」とはならないのです。

恋愛でもそうですよね。

最初は「見れるだけでも」→「話がしたい」→「遊びに行きたい」→「付き合いたい」→「異性と話したらダメ」→「自分以外見るのはダメ」

この様に、最初は希望から始まるのですが、最終的には命令に変わります。

また、余計な話になってしまいました。

 

そうです、アザニンを止めたら善し悪しがあったと言う事です。

これが、アザニンを飲まない事に慣れたら変わるかも知れません。

 

しばらく、経過観察を必要としますね。

 

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く