クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者がアザニンを止めたら

前回のあらすじ

風しんの予防接種を受ける為に免疫抑制剤のアザニンを一時止めて準備をしていると言う事を書いた。

 

今回はアザニンを止めてみてどうかを書きたい。

 

 

まず、アザニンとは何でしたっけ?と言う事から書いてみます。

ですので、面倒に感じる人もいると思いますから飛ばしても良いかも。

 

一般名はアザチオプリン

 

ちなみに免疫抑制剤としては

プログラフ

グラセプター

ネオーラル

サーティカン

セルセプト

があります。

 

免疫抑制剤とは免疫反応において中心的な役割を担う細胞の働きやその細胞の増殖を抑えて免疫抑制作用をする薬の事を指します。

 

効能や効果はずらっとたくさんあるのですが、クローン病などのIBDに限ると

ステロイド依存症のクローン病緩解維持

ステロイド依存症のクローン病緩解導入

ステロイド依存症の潰瘍性大腸炎緩解維持

になります。

簡単に言うと、ステロイドの代わりになるのだと思います。

自分は1錠では足りずに1.5錠を1日1回飲んでいます。

1錠50㎎ですので75㎎です。

 

副作用は困ったものでたくさんあります。

全部書いても良いのですが、それだけで今回の記事が終わってしまいそうなので主な副作用だけ列挙します。

発疹、血管炎、過敏症、腎機能障害、膵炎、食欲不振、悪心、嘔吐、心悸亢進、全身倦怠感、筋痛、関節痛等々たくさんあります。

 

注意事項も他悪さんあります。

特に禁止とされているのは

過敏症、白血球3000/㎜3以下、フェブキソスタット投与中、トピロキソスタット投与中となっているのですが、フェブキソスタットとトピロキソスタットって何でしょう?

非プリン型キサンチンオキシダーゼ阻害薬で痛風高尿酸血症の治療薬です。

痛風高尿酸血症の方は飲んではいけません。

 

薬剤との相互作用もたくさんあります。

免疫抑制剤、生ワクチン、骨髄に関する薬等が多いですので、これらの薬を飲んでいる人も飲んではいけません。

 

だいぶ割愛してしまいましたが、アザニンの紹介でした。

 

それで、アザニンを止めてから13日が経過しました。

これからはどの様な変化があったのか書いて行きます

 

腸管、皮膚、関節に変化がありました。

腸管は痛みが少しずつですが、出てきました。

本来ならエンタイビオで抑えられるはずなんですけど、やっぱり、エンタイビオはパンチ力が低いのかな?

痛みの場所としては回盲部、横行結腸が目立ちます。

ただ、昔の様に動けなくなるような強い痛みでは無く、ずーっと気になる鈍痛です。

直腸も痛みも強くなってきましたね。

熱を持っているような感じで炎症が多いような気がしています。

 

皮膚には炎症が起こりやすくなっています。

頭皮が一番かゆみが出ています。

その他にも腕、膝裏、太もも、すね、顔にかゆみがあります。

後は吹き出物です。

耳に吹き出物が出来て、これがちょっと触れるだけで激痛です。

多分、芯が深い所まで行っているのだと思うのです。

この症状には独自の判断ですがアンテベートで対症しています。

 

関節痛は痛いは痛いのですが、たまに痛くない時があります。

痛い時は痛さで目が覚めてそれ以降眠れない。

かと思えば、自分でもびっくりする位痛くない時があるのです。

痛くないと行動が早くて良いですね。

クローン病とアザニンどちらが原因で痛いのでしょうか?

 

 

今一番、困っているのは皮膚症状ですね。

アンテベートを塗れば瞬間的には良いのですけど、継続的には効果が無いのです。

アンテベートステロイドなので塗り過ぎはステロイド依存症になるのでなるべく使わないようにしています。

 

 

今は、生ワクチンの接種の為に止めていますが、これが2か月後もそれ程症状が酷くならなかったら、もう、止めても良いような気がします。

 

ところで、アザニンは頓服としての効果はあるのでしょうか?

 

止めたいけど2か月我慢出来るのかもわかりません。

 

 

何に苦しんでいるか分からない方はその良いと思っている事が原因かも知れませんよ?

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く