クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者の母の日

前回のあらすじ

品不足が未だに続いているのがあり、その中でも代用と言うか応用と言うのか体温計の電池を全く別の所から入手出来たのでその事を書いた。

 

今回は母の日を迎えて思った事を書きたい。

 

 

母の日は5月の第2日曜日です。

今年は5月10日でした。

自分は母の日は毎年カーネーションの鉢を送る事にしています。

 

自分はもちろん、実母にも送るが、普段、母の様に面倒を見てくれる人にも日頃の感謝の気持ちを込めて贈っています。

迷惑がられているかも知れないが送り続けています。

もしかしたら自己満足かも知れないです。

それでも良いのです。

 

しかし、今年はいつもと様子が違う。

実母が昨年末に亡くなりました。

実母が亡くなったら止めようかと思っていましたが、今年も贈りました。

今までは実母以外に3人に送っていたのだけど、今年は1人だけに贈ったのです。

理由は明確な理由はあるが、何となくにしておきたい。

 

いま、人生を振り返ると、助けて貰ってばかりだっと思います。

 

学生の時に強制的に親との別居を強いられたのですが、それからですかね。

ご飯を食べるお金が無かったのです。

当時、パチンコ屋に大学の授業料と生活費を貰いに行くのだけど、その時にお母さんがおにぎりをくれるのです。

切っ掛けはスロットの目押しです。

それから仲良くなりお母さんが毎回おにぎりとコーヒーをくれるのです。

食費はそれで浮いていました。

 

次に最初に就職した企業の事務員のお母さんです。

いつも世話をしてくれました。

肝機能障害で入院した時も毎日面会に来てくれて、必要な物は無いかと世話してくれたのが大きかったですね。

日々でもいつも気に掛けて貰えました。

ある日、そのお母さんに何で自分にそんなに親切にしてくれるのか聞きました。

答えは「自分にも息子がいて、よそで冷たくされると辛い。自分に優しくする事で息子も誰かに優しくしてもらえるような気がする。だから、断られると困る」と言われました。

その時はそうなんだ。位にしか思わなかったのですが、しばらくして何となくわかるようになりました。

もしかしたら自分が重荷にならない様にとの気配りだったのかも知れません。

 

最後は今の企業で出会ったお母さんです。

今はご勇退されましたので会う事は無いのですが、贈らせて貰っています。

ご本人は在籍している間だけと思われていたようですが、気持ちの問題と言う事で強引に贈っています。

今年はこのお母さんだけに贈りました。

 

ところで、人との付き合いに期限と言うのはあるのでしょうかね?

自分は無いと考えています。

少なくとも自分はこの人とは2020年の3月末までとか期限を付けて付き合った事は無いですね。

お互いが必要とするかどうかの問題ですよね?

いや、どちらかが必要とするかかも知れませんね?

 

今年は実母には花束を贈りました。

贈ったと言うか自分の家にいる母の写真に買ってきました。

 

実母への母の日はもう何十年と贈っていますね。

小学生の頃に少年野球をやっていて、毎年母の日に野球チームでアスレチックに行くのです。

その時に、小遣いを500円持って行っていいのです。

そのお金は母から貰います。

そして、自分は現地では1円も使わないで取っておくのです。

帰りに駅にある花屋さんでお花を買って家に帰る。と言うのが恒例行事でした。

お気づきの人もおられるかも知れませんが、自分の懐は痛んでおりません。

母からお金を貰って母にお花を買う。

ずるいと言えばずるいんですけどね。

 

 

偽善者と思いますかね?

でも、これ、自論なんですけど、よく、災害とかで寄付をした人をつかまえて偽善者と言う人がいます。

しかし、それだけの力があるんですよね?

偽善者と責め立てる人はそれだけの力が無い事が多いですよね?

どちらが社会貢献をしているのでしょうか?と思う事があります。

 

脱線してしまいました。

 

お金が無いけど、母には感謝の気持ちを伝えたい。

その気持ちが自分の欲しい物を我慢して母に買ってあげる。

チームメイトはお菓子を買ったりおもちゃを買って遊んでいる横でうらやましいと思いながら過ごす。

付き合いの悪い奴と思われたでしょうかね?

どちらにしろ、小学生にはお金を手に入れる手段は親から貰える小遣いなのですから、同じでは無いでしょうか?

 

 

素直に母に感謝を言える環境が大切ですよね?

もし、ぎくしゃくしているのなら、自分から歩み寄るのもありですよ。

邪険にされても良いじゃないですか、第一歩と思えば。

ビジネスでも飛び込み営業は最初は邪険にされますよ。

ただ、何回も挑戦する事で相手の心が開いていくのです。

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く