クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者がおせっかいなのか?健常者が無関心なのか?

前回のあらすじ

知らぬ間に高額商品を買わされていたので、キャンセルまでの経緯を書いた。

 

今回は普通とは何だろうか?と考えさせられる事があったのでその事について書きたい。

 

買い物に行きました。

その時に起こった出来事なのですが、最近、新型コロナウイルス感染症予防の一環として店舗入り口に手指除菌が置いてあります。

その容器は様々ですね。

ポンプ式、フットスイッチ式、スプレー式、霧吹き式が多いですかね。

 

一番効率的に感じたのはフットスイッチ式ですね。

手指除菌液を出すのに足を使うんですよ。

これだと容器に手で触れなくて済みます。

仮に前に使った人が感染者だとしたらウイルスが手に付着して、自分が感染する可能性が高くなります。

それに、買い物に行くって事はたいていの場合は手が塞がっています。

その様な状態で手指除菌液を手に取ろうとしても片手では出せても受け取れないし、場合によっては除菌液を手に掛けているのか買い物袋に掛けているのか分からなくなる状態になったりしませんか?

それに比べてフットスイッチ式だと最初右手に掛けて荷物を持ち換えて左手に掛ける事が出来、無駄がありません。

これを見た時には感動に近い物を感じました。

 

 

しかし、今回書きたいのはそんな事では無いのです。

 

100円ショップに買い物に行ったのですが、そこにも入り口に手指除菌液が置いてありました。

そこは霧吹きタイプの容器でした。

入店時にプシューと手に掛けて揉み揉みしながら購入品を物色です。

一通り店内を回り品物を選び、会計を済まして退店。

と思っていたら出入り口の所で75歳を超えた位の老人がスプレーの使い方を知らなかったみたいであたふたしていました。

老人の後ろには30歳前位のカップルが「おせえなぁ」感を出して待っていました。

そこに自分が来たので老人は余計に焦ってしまったらしく手が震え出しました。

15秒位格闘して、無駄と思ったのでしょうか、老人は諦めて下を向きながら歩きだしたのです。

自分の横を通り過ぎる頃には老人の次に待っていたカップルは除菌を済ませて老人を抜いて店内に行きました。

 

その老人の姿がなんとも言えなく悲しく感じ、老人を呼び止め、除菌液の出し方を教えました。

そうしたら、満面の笑みで3,4回もありがとうを言ってくれました。

 

除菌液なんてのは気休めにしかならないかも知れない。

でも、除菌液に限らず、使いたいのに使い方を知らなくて使えないのは違うと思う。

 

カップルはおせいなぁって感じでイライラして待つなら一言「こうやるんですよ」って言えないのだろうか?

と思ってしまいました。

老人は行動が遅いのです。

老人は新しい物は知らないのです。

 

ここで教える事はwin winの関係になれますよね?

老人は手指除菌が出来る、カップルは早く入店出来る。

誰も損をしません。

 

カップルが存在しているのは老人のお陰なのですよ、多分。

カップルの親世代が老人の子供世代だと思うんです。

老人世代が頑張ったから現在の様にライフラインが安定して、様々な物が発展して便利になって何不自由無くなっているんですよ。

 

そこまでは考え過ぎですね。

 

でも、たった一言、一言相手に伝えるだけで上手く流れる事もあるのですよ。

行動しないでイライラするなら行動してみたらどうでしょうか?

何でイライラするのだろう?

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く