クローン病患者が考えさせられた死んでからの事
前回のあらすじ
健常者との違うなと感じた事があったのでその事について書いた。
今回は位牌とお墓と遺骨について考えさせられた事があったのでその事について書きたい。
人が亡くなるとたいていの場合、火葬されます。
そうすると、遺骨が残ります。
これは故人の身体の一部なので故人に近い存在です。
故に死を連想させられ恐怖に感じる人もいると思います。
その後に位牌とお墓を用意します。
それからお坊さんに魂を入れて貰います。
ここで「あれっ?故人を偲ぶにはどちら?いや、何を差し置いても身体の一部である遺骨ではないか?」
と疑問が沸いてくるのです。
更に位牌はお寺と仏壇にある。
仏壇は小さなお寺と言う位置付け。
おまけに自分の場合は姉と自分は遺影も持ってる。
そうなると疑問だらけ。
母はお寺、仏壇、お墓、遺骨、姉の持ってる遺影、自分の持ってる遺影のどこにいるのだろう?
魂には距離の概念が無いとしても、もし、それぞれの場所でそれぞれ同時に話し掛けたらどこにいるのだろう?
気持ちがあるところと言うのであれば、そもそも、お寺と仏壇と位牌は必要なく、遺影だけでも良いのでは?
いや、しっかりお坊さんに拝んでもらわなきゃと言われたら、もし、お坊さんと話し掛ける時間が同時だったら待たなきゃいけない?でも、いつなのか聞かされていない。場合によっては独り言になってる?
お墓の存在意味は?
遺骨の置き場?
いや、お墓は身体を意味してると聞いたことがある。
頻繁に行くとしても毎朝、就寝前には行かないですよね?
姉と自分が持ってる遺影?
いや、お坊さんに魂を入れて貰ってないよね?
考えても納得出来る答えが出てこない。
どれも矛盾が生じてしまう。
そう言う物なんだと言われたらどういう物なんだ?と聞き返したくなります。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く