クローン病患者のコントロール
前回のあらすじ
新型コロナウィルスの報道を受けてなるほどと思う事があったのでその事について書いた。
今回はクローン病に限らず、難病やガンなどの完治しない病気について思う事があり書きたい。
クローン病に限らずに難病やその他完治しないと言われている病気と戦うのって疲れますよね？
何が疲れますか？
身体的にも疲れますし、精神的にも疲れます。
身体的に疲れる原因って何でしょうか？
- 元の病気の症状がある
- 合併症がある
- 薬による副作用がある
- 薬による身体的変化がある。
- 何でか分からないが調子が悪い
- 体力が落ちる
精神的疲れる原因って何でしょうか？
- 病気になったと言う切迫感がある
- 何でここがおかしい？と言う疑問が常にある
- 薬に時間を管理されている
- 自分に自信が無くなる
- 自分で行動制限をしてしまう
- 常に何かを不安になってしまう
- 常に何かにおびえてしまう
簡単に上げると以上のような感じかと思います。
それでどうするか？
コントロールすることになります。
コントロールと言えば聞こえはカッコいいですけど、実際には「なにやってるの？」と感じる事もしばしばです。
自分が行っているコントロール
- 元の病気を抑える為の薬の使用
- 薬を使った事による副作用を抑える為の薬の使用
- 元の病気が暴れない様な行動を心掛ける
- 日々の血圧、脈拍、体重、体温の計測による推移監視
- 移動先の環境の確認を怠らない(トイレの場所、形式等)
- 天候の注視
- 給与減の不安
- 本当に理解してもらえない苛立ち
- 同情される虚しさ
- 同情されない孤独感
- 腫れ物に触るような差別感
いかにコントロールが出来るか？と言う事が重要になります。
その重要なコントロールをする上でなにやっているの？と思うのがあります。
元の病気の症状を抑える為に薬を使いますよね？
そうすると身体の変化があります。
クローン病に関して言うと、薬によって免疫力を下げている訳です。
今度は免疫力を下げた事によるリスク回避の為に薬を飲む訳です。
免疫力を下げたから免疫力を上げる訳です。
これって何やってるの？と思いませんか？
次に生活をする為に稼がなければなりません。
でも、病気が悪化しない様に体力と相談しながら仕事をする訳です。
そうすると給料が減ります。
生活が厳しくなります。
お金を稼ぐために働きます。とループしていきます。
これって何やってるの？と思いませんか？
それ以外ににも何やってるの？と思う事があると思います。
これも精神的に良くないですよ。
何やってるの？と思う事が自分で自分を責める事になります。
客観視出来るように気持ちを変えていかないとなりませんね。
これが出来れば精神的にかなり楽になります。
そうなんです。
身体的には治りません。
これはもう諦めるしかないです。
身体的なマイナス面は精神的に補うしかないのです。
それが出来るのは自分自身。
他人はどうする事も出来ません。
上げたり下げたり、負のスパイラルに入ったりとよくわからない状況に陥ります。
そんな時に結局は自分を守れるのは自分だけ。
気の持ちようになります。
何が今の最善策か？
それは自分で決める事です。
あの人が言ったから言う事を聞いたと言っても負担は自分に来ます。
人の意見は聞く事は大切です。
でも、その情報は自分で整理し、理解し、実行しましょう。
他人には任せられません。
自分の人生、自分でコントロールしましょう。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く
