クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者の風しんの予防接種の準備

前回のあらすじ

母の納骨について書いた。

 

今回は風しんの予防接種を受ける為の準備について書きたい。

 

 

以前、保健所から風しんの抗体検査と予防接種のクーポン券が届いた。

自分は風しんの予防接種を受けていないとは思っていたが、ワクチンは生ワクチンなのでしない方が良いだろうと抗体検査すら受けずにいた。

 

なぜ、生ワクチンだとしない方が良いかと思ったかと言うと、自分が処方されている薬の取り扱いの薬剤との相互作用を読むと「免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症」となっている物がありました。

 

自分は以前、自分の処方されている薬をまとめた事がある。

投与方法や効能は薬剤師から説明を受けるので読まなくても構わないが、薬剤の相互作用についてはほとんど聞いたことが無い。

クローン病になると湿布を含む鎮痛剤も気を付けなければならない。

それで一読した方が良いなと思ったら結構注意があるんですね。

なので一度まとめてみました。

その時に生ワクチンと言う単語を知りました。

 

ワクチンって種類があるのをご存じでしたでしょうか?

そもそもワクチンって何でしょうか?

 

ワクチン、ワクチンって気軽に呼んでいるけど何だろう?

生活するうえで接しているのって肉眼で容易に確認できる生物だけでなく、肉眼で認識するには厳しいほどの小さな生物もいます。

これが細菌やウイルスで、これらは病気の病原体となりうるのです。

 

これらが突然、体内に入ると病気になり、時には重症化し、時には死に至る事もあります。

重症化や死を避ける為に体内で練習をするのです。

練習の仕方はこの病原体を体内に強制的に入れて免疫と戦わせます。

ただし、病原体を入れたら、その病気に感染する可能性がありますよね?

そうならないために加工した病原体をワクチンと呼び、それを入れるのです。

 

ワクチンには種類があります。

「生ワクチン」「不活化ワクチン」「トキソイド」と3つです。

生ワクチン:細菌やウイルスの毒性を限りなく弱くした製剤です。

 わざと感染した状態にするので軽い症状が起こる可能性がありますが免疫もしっかり付きますので一度の接種で良いのです。

 

不活化ワクチン:細菌やウイルスの病原体を加工して毒性を無くした製剤です。

 毒性を無くした病原体なので安全ではありますが、生ワクチンと比べると効果が低く何回か入れないとなりません。

 

トキソイド:病原体では無く、そこから出る毒性だけを取り出し加工して無毒化した製剤です。

 不活化ワクチンと同じで何回か入れないとなりません。

 

ワクチンの説明は以上です。

 

自分は免疫抑制剤を処方されているので免疫が無いのです。

そうするとワクチンの種類によっては感染してしまうので、注意が必要なのです。

なんせ、生ワクチンは毒性を弱めているだけで、毒性があるのです。

 

そして今、自分は風しんの予防接種を受ける為に準備をしている所です。

 

準備とは処方されている薬の内、免疫抑制剤を中止するのです。

 

中止している薬は「アザニン(アザチオプリン)」です。

 

この薬を中止することによる身体の変化が多少あります。

 

その事については後日、書きたいと思います。

 

次のテーマとタイトルはアザニンを止めてみて・・・次回に続く