クローン病患者が喜怒哀楽を考えてみた - クローン病よ、良い子だから、ね

前回のあらすじ

就職氷河期世代は辛い世代なのでは？と感じたのでその事について書いた。

今回は怒ると言う事について考えた事があって、そう言えば喜怒哀楽ってあるな？と思い立ち、喜怒哀楽と言う四字熟語について書いてみたい。

喜怒哀楽ってのは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

無い人や表さない人もいますが基本的には人には喜怒哀楽があります。

この喜怒哀楽と言うのは何なのでしょうか？

字だけを見ると喜び、怒り、哀しみ、楽しみの4つの感情を表しています。

それぞれの意味は以下の様では無いかと考える。

じっくり意味を考えると難しい物でした。

辞書を見ても意味が分かりません。

喜びを見ると喜ぶ事

怒りを見ると怒る事

哀しみを見ると悲しい事

楽しみを見ると楽しい事

字の意味を調べているのにその字を使っての説明はダメでしょう？と国語の先生に教わった記憶があります。

自分なりの解釈をするしかない。と言う事で自分の中で以下の様に定義付けします。

感情の意味

喜び・・・嬉しく思う心や満足な心
怒り・・・腹立ちの心
哀しみ・・・悲しいや辛い心
楽しみ・・・趣味や娯楽、心待ちにする心

これでも説明としては不十分な感じも否めないですが自分の頭で考えるには限界がありました。

意味はここまでとして自分が思うのは何故このような感情が生まれるのだろう？と言う事です。

感情発生の原因

喜び・・・何かを得ようと努力したら目的の達成が出来た時。
さほど期待していなかったけど予想外に良い結果を得られた時。

仕事でも受験でもスポーツでも何でも良いのですが、無理だと思ったけど、諦めずに時間を使ったり、頭を使ったり、身体を張ったり出来る事考えられる事全てを試したら達成出来た。
恋愛でもあると思います。好きな人に振り向いて貰いたくて献身的に努めたら意中の人が振り向いてくれた。
怒り・・・期待していたのに裏切られた時。
だいたいが自分の未熟さを残念に思う時に起こります。
例えば仕事を部下や後輩に任せたとします。でも、結果として望む結果を得られなかった時に任せた相手を怒ったりしますよね？
でも、これは本当は回避出来る事なのです。
自分から言わせてもらうと任せっきりのフォロー不足が原因です。
説明能力の無さ、コミュニケーション能力の無さや絆の無さも露呈します。
この感情って周りから見てるととても「見苦しい」。
出来たら無くなって良い感情です。
任せるってのは責任は自分にあるのです。任せた相手には責任はありません。
自分は仕事を任せる時には目的の60％やってくれていたら御の字と思っています。
もし、常に60％以上の結果を出せる場合はその仕事をその人に譲り、自分の手から離します。
哀しみ・・・感情移入していたもの(者・物)を失う時。最後の感情とも言える。
人でも物でも良いのですが、もう元には戻らない時ですかね。
人を失うとは亡くなった時、相手に対して信用を失った時などです。
物を失うとは高価なのか思い入れがあるのかその様な物が壊れた時、ペットが亡くなった時などです。
自分は哀しいの前に怒りが来ます。
まず、期待していたのに裏切られる、大切な人を亡くす、大切な物が壊れるなどして「なぜなんだ？」と怒りが来ます。怒りの対象は対人、対物、状況、環境、自分等があります。しばらくは怒りが治まりませんが冷静に物事が見れるようになると哀しみに変わります。
その為に自分の中では最後の感情なのでは無いかな？と考えます。
楽しみ・・・する事が待ち遠しい時。
久しぶりにする時、久しぶりに再会する時ってわくわくします。その時に「楽しみ～」って言わないですか？
だから、趣味やイベント等を心待ちにする時に楽しみって湧きます。
好きな人と逢う時も楽しみですよね？
恋愛の初めの頃ってデートして帰宅したらもう逢いたいって思ったりしませんか？
好きなアーティストのライブなんかはチケットを取れた瞬間にその日が待ち遠しいですよね？

自分の待ち遠しい日を考えてます。・・・ありました。クローン病の治療日です。レミケードでもステラーラでもエンタイビオでも治療した日は楽なんですよ。次回予定日の一週間前になると指折り数えたりしてます。