クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者の知りたい事と知っておくべき事と知ってた方が良い事

前回のあらすじ

骨粗鬆症の薬アクトネルの2回目の服用後について書いた。

 

今回は「クローン病患者の知りたい事と知っておくべき事と知ってた方が良い事」と長いタイトルになりました。

クローン病患者の~」としましたけど今回書きたい事はクローン病患者に限らずと言うか関係無いかも、いや、関係無いです。

ただ、気になった事があったのでちょっと書いて見ようかな?と番外編です。

 

会話をしていて感じたと言うか考えさせられた事がありました。

 

何気無い会話の中で「自分の人生を歩むに当たって1mmも影響を与えないであろう事」に疑問を感じ質問をしました。

最初はちゃんと返答してくれました。

でも、その答えは自分を納得させるには足りない答えだったので追加で質問をしたらまた返答してくれたのだけどまだ、足りない。

それで更に質問したら「聞いても分からないから」と拒否。

反論しようかとも思ったけど止めました。

先述したように「自分の人生を歩むに当たって1mmも影響を与えないであろう事」の質問でしたから。

でも、そうではあろうけども、会話ってそう言うものでは無かろうか?

相手は疲れてたのか?

考え事してたのか?

面倒臭かったのか?

触れて欲しくなかったのか?

ただ単に自分を嫌いなのか?

何れにしても建設的では無かったのでしょう。

それは仕方無いですよね?我慢しましょう。

 

ただ、自分の思考回路にスイッチが入ってしまいました。

「今までの知識を得たきっかけってなんだ?」

色々考えたけど3つのパターンなのかな?と落ち着きました。

 

1.知りたい事

2.知っておくべき事

3.知ってた方が良い事

 

それぞれの簡単な特徴を列挙してみます。

1.知りたい事

  • 自分に知識が無く疑問に思った事。
  • 自分で知識を得る努力をする

 

2.知っておくべき事

  • この知識が無いと目的を成し遂げられない事。
  • 通常は他人から強制的に得る。

 

3.知ってた方が良い事

  • この知識が無くても目的を成し遂げられるがあった方が効率的に出来る事。
  • 自分で得る時と他人から任意的に得る。

 

簡単過ぎましたかね?

 

自分は人に質問された時はどのような比率なのか振り返ってみました。

・・・

うーん?難しいかも。(この文を書くのに2分位かかりました)

相手によって違いますね。

 

直属の部下の場合   6年未満2:5:3

          6年以上5:2:3

                                    ベテラン5:1:4

上司の場合    7:2:1

他部署の場合    普通の人8:1:1

         好きな人6:1:3

         嫌いな人10:0:0

 

直属の部下に対しては

why do + how to

で別け隔て無く伝授します。

これは昔からこのようなやり方ですね。

何故なら、自分が効率的に物事を進めたいので「する理由」を知りたいので部下もそうかな?と思ってです。

その方が失念されない感じもします。

それにやり方を忘れてもする理由がわかれば同じ結果が出ることが多いです。

場合によっては悔しいけど自分より効率的だったりします。

そのようにも教えてます。「自分のやり方よりもっと良いやり方があるはずだ」と。

 

以上の様に部下の教育には注力してます。

でも、他の部署の人にはさほどでも無いです。

質問してきたらおしえると言うスタイルです。

それで、質問してくる人に対して不思議だなと思うことがあるんです。

 

聞いてきたのはそちらなのに考えに反論する人と話を遮る人です。

そのような場合は次のように対処してます。

 

話を遮る人には「自分の知識を越えてるから君には教える事はもうない」と突き放します。

 

考えに反論する人には「色んな考えがあるよね。自分の思うようにやった方が良い」と突き放します。

こんな感じです。

 

部下以外は「知りたい事」を重視してます。

なぜなら、「興味が無い事は覚えない」からです。

例え熱弁しても「あー、なんか言ってたね」で終わってしまうのです。

自分もそんな事に時間を割けないので聞かれた事だけに答えます。

 

自分は部下から声をよくかけられます。

仕事以外の話が多いです。

「仕事をしろよ」と思うこともありますがそれは言わないです。

声をかけやすい環境にしたいからです。

結果、困るとすぐに報告に来るようになりました。

 

あと、手が離せなくて緊急性の低いと判断した質問には「○○分待ってて」「これ終わってから待ってて」と笑顔で接する様にしてます。

そして事が済んだら忘れずにフォローします。

 

なんか自分の自慢話みたいになってしまい、当初の主旨と変わってしまいました。

 

結局何が言いたいかと言うと最近の子達は

「聞いてこない」

「自分でわかろうとしない」

等言う人がいます。

たぶん、それは育った環境が悪いんだよ。って言いたい。

 

からしたら冒頭の「聞いても分からない」と言い、「知っておくべき事」の情報し与えない。可愛ければ「知ってた方が良い事」の情報を与える。

そんな親は会社に行けば上司と言う立場になる。

部下に対しても同じ態度で接する。

 

また、子は冒頭の「聞いても分からない」と言われ、「知っておくべき事」の情報しか貰えない。良くて「知ってた方が良い事」の情報を貰える。

そんな育てられ方をしてきたら「質問する」と言う選択肢が出てこない。

どーしても分からない時はネットで調べる。

会社に行けば部下に立場が変わり、親と上司の姿が重なると質問出来なくなりネットで調べる。

 

そんな感じでは無いでしょうか?

 

自分が感じる新人と言うのは「モンスター」ですね。

「考えられない」

「質問してこない」

「すぐ忘れる」

「勝手にやる」

言葉汚く言うと、この野性動物を飼い慣らす訳です。

それにはまず、「自分は君の味方だよ」と安心させる訳です。

失敗しても忘れても怒らず怒鳴らず単調に注意するんです。

成功した時は褒めて宿題も加える事にしてる。

考えを述べさせる時も「間違っても良い、素直に言ってみ、間違ってると思うから言わせてるんだから」と言ってから言わせます。

お陰で普段はハニワの様な面構えですが自分と接する時は笑顔です。

手が必要な時は声をかけなくても飛んで来てくれます。

 

余談ですが「5S」ってありますよね?

整理

整頓

清掃

清潔

これの最後の躾を「躾=調教」だと言う大先輩がいました。

自分達は今でこそ偉そうにしていますが、新人の時は「モンスター」だったのでしょう。

時代は回ってるのです。

だから、部下が弟に当たる部下に教えている姿を見て、会話を聞いていると「お前もな」って思うのが多々あります。

おまけに自分が教えた通りに教えてる。

そんな時は思わずほくそ笑みます。

 

そんな雰囲気にしていると「あいつだけ」と逆恨みをする人っているけど言わせてもらいます。

あいつだけになる環境作りをしてるんだよ」ってね。

 

 

今回は最後までクローン病と全く関係無かったです。

全くもって教育論になってしまいました。

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く