クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者が思う天国と地獄

前回のあらすじ

生と死の確率について書いた。

 

今回は天国と地獄について考える事があり、その事について書きたい。

 

 

このブログでも何回も書いていてしつこいと思われる人がいるかも知れないけど、母と飼っていた猫が亡くなりました。

その後、日々自分はどうしているかと言うと、毎朝、外出前、帰宅後、就寝前に母と猫に挨拶をしています。

特に朝は長めに時間を掛けて挨拶をしています。

その中で「成仏したかな?」とか母には「猫は怖がりだから頼むね」と話しかける事があります。

 

それで、「成仏したかな?」の時に「天国」と言う単語が頭をよぎるのです。

 

天国って何だろう?

地獄って何だろう?

そもそも天国と地獄はあるのだろか?

自分にはわからない。

何故なら自分は生きているから。

 

それでまた考えてしまいます。

 

物事は「人によって捉え方は変わってくる。」

全員が全員、賛成と言う事は無い。

逆も然り、全員が全員、反対と言う事も無い。

これはどういう事だろうか?

一言で言うと「価値観の違い」だろうと思われる。

 

よって、それが天国なのか地獄なのかは本人しかわからない。

 

また、自分の経験談になってしまいます。

社会人なりたての頃、仕事量が半端なく残業や休日出勤は当たり前な状態でした。

そんな自分の仕事をこなす姿を見て二通りの見方があったのです。

 

まずは上司から自分を見ると天国になります。

「俺の若い頃はもっと仕事が多く上司の奴隷みたいな扱いだった」

「仕事が溜まるのは能力不足が原因、能力を高めろ」

「教育の為にやらせてる」

「たくさん勉強が出来てうらやましいな」

と言われました。

これって今の時代だと大問題になりますよね?

ちなみにこの当時の残業時間は月160時間位ですかね?休みは3か月に半日とか。

あまりにも仕事が多かったので

日曜日に有給届を出した事があります。

余計に怒られた記憶があります。

とは言いつつも同僚や先輩よりもかなりの能力を得られたので辛くは無かったし、お陰で業界初の試みも自分主導でやらせて貰えたので良かったですね。

ただ、この時に世間は能力よりも肩書を優先するのだなと感じたのも覚えています。

決めているのは自分なのに業者等は上司に採決を求めに来る。

それといっつも会社にいるので、何か工程トラブルがあるとすぐに声を掛けられましたね。

酷い時は夜中11時頃に電話が掛かってきて「すぐ戻ってきてくれ」と言うのもありました。

戻ってきてくれ?と思いました?そうです、会社を出て30分も経ってないのです。

それで作業者からの信頼も得られていました。

 

 

それが同僚から見ると地獄になります。

そりゃ、そうですよね?

なんせ、自分の時間が無いのですから遊びたい盛りの年齢には地獄です。

趣味ややりたい事がある場合は地獄でしょうが、特にこれと言った趣味の無い自分には暇つぶしに仕事は良かったのです。

それでも酷いと思った事があります。

彼女と旅行に行った時の事、目的地に向かう新幹線の中で「工程トラブルですぐに来てくれ」と魔の電話がありました。

もちろん、最初断りました。が、どこでトラブルが起きたか尋ねると材料を作る機械でのトラブルとの事。

これが全てのスタートなのでここが止まったら工場が止まります。

材料の在庫を聞くと1日分との事。

今日中に復帰して明日の朝一から稼働できればなんとかつながる。

新幹線の次に止まった駅で下車をし会社に行きました。

何とか工場を停止せずに済みました。

が、当然の事ながら彼女とは音信不通です。

あ、余談ではありますが、付き合う子に仕事ばかりしているので浮気していると思われましたね。本当に余談でした。

 

これは一つの例ではありますが、このように人によってそのおかれた環境が天国なのか地獄なのか分かれてきます。

これは自分にあとどれくらいの伸びしろがあるかに寄るかとも思いますけどね。

伸びしろがある人は昨日の自分より1%でも成長しましょう。

同じ作業でも見方を変えるだけでも成長になるかも知れませんよ。

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く。