クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者と愛猫

前回のあらすじ

新型コロナウイルスについて思うことがあり書いた

 

今回は自分の飼っている猫の事を書きたい。

 

猫との出会いはもう12年になりますかね?

場所は今の会社の今の工場とは別の工場に所属していた頃の事です。

確信は無いのですが近くの公園から工場内に子猫が紛れ込んだのです。

産まれてやっと動ける様になった頃だと思います。

その子猫は手のひらに乗るサイズでした。

見ると尻尾が噛み千切られていました。

可愛そうに怖くて逃げてきたのかな?

とりあえず、工場内を歩くとフォークリフトに轢かれる可能性があるので確保しました。

 

確保したは良いけどこのあとどうしましょうか?

会社で飼うわけにはいかない。

管理が出来ないですもんね。

猫の住み処になっても困ります。

かといって、公園に連れていく?

逃げてきたのだとしたらまた来てしまうのでは?

そもそも怖いから逃げてきたのにまた戻す?

このままだと今日死んでしまうだろう。

自分が連れ帰ったらしばらくは生きていられる。

悩んだ挙げ句、自分が引き取る事にしました。

 

家に帰る前にホームセンターに寄り、猫のご飯とシャンプーと猫じゃらしを買いました。

家に着いて、とりあえずシャンプーをしました。

汚れていましたね。ノミだかダニだかわからないですけどたくさん隠れていました。

ドライヤーは怖いみたい。断末魔の様な顔でこちらに「もうやめてー」って訴えて来ます。

でもこの時、鳴かないのです。

口は大きく開けているのに声が出ていない。

スッキリしたところでご飯です。

お皿にドライフードをカラカラカラカラと入れたら一目散に食べ始めました。

よほどお腹が空いていたのでしょう。

食べた後は運動です。

猫じゃらしで遊んであげるととても喜んでいました。

そろそろ眠る時間にしました。

その日は段ボールにバスタオルを敷いてベッドを作ってあげたらご機嫌で寝てました。

 

翌朝、子猫が丸まったまま動かない。

心配になって見ると脇腹の毛が動いています。

とりあえず生きていました。

しかし、目が開きません。

何故なら目やにが凄くて固まって開けられないみたい。

タオルを濡らして顔を拭いたら目やにが取れて目を開けられる様になりました。

鼻水も凄いのです。

これは危険かな?と思いながら出勤しました。

早めに仕事をあがり動物病院に連れて行きました。

風邪みたいです。

風邪薬と目薬を貰って会計すると13,000円。

えっ?こんなにするの?

でも、仕方無いので支払いましたけど、こりゃ大変だと思いました。

手間暇描けるのは止めよう。と決心しました。

 

そんなこんなで月日は流れ、だいぶ仲良くなりました。

猫って凄いんですよね、好奇心か。

動く物何でも追い掛けてツンツンしないと気が済まない。

あと、常に限界に挑戦している。

最初は抱っこしてあげないと段ボールに入るのも出るのも出来なかったのがいつの間にか自分で出入り出来る様になりました。

次は半畳のスペースがあれば十分だったのが段々と行動範囲が拡がってきます。

ある日猫の様子を見に行くといない。

あれ?どこ行ったのかな?と探しているといました。

階段の中腹で動けなくなってます。

下の段を覗き込んでいます。

どうやら怖くて動けなくなったみたいです。

自分を見つけると真っ直ぐこちらを見て全力で何かを訴えてます。

「なにしてんだー、早くたすけろー」って言っていたのかな?

抱っこしていつもの場所に連れて行ったら何事も無かったように我が物顔で段ボールの中に入って行きました。

そろそろ段ボールも卒業かな?

ゲージを用意しました。

 

自由にあちこち行けるようになったら探すのが大変です。

でも、自分が名前を呼ぶとどこにいても全速力で戻ってきます。

他の人が呼ぶとダメみたいですけどね。

でも、ある時間だけ呼んでも来ないし、自分の姿を見つけると逃げるのです。

さんざん追いかけ回して結局はゲージに逃げ込みます。どうやら駆け込み寺の様です。

そのある時間と言うのは自分が仕事に行く時間です。

自分がいないときはゲージに入れて行くのです。

だから、ゲージに入れられるのが嫌で逃げ回って最終的にゲージに逃げ込むのです。

 

そんなこんなで12年です。

 

どうして急にこんな事を書いたのかと言うと、察しの良い人がいますがまだ、生きています。

でも、かなり危険な状態なのかな?と思っています。

かれこれ1週間、ゲージから出てこないし、ご飯も食べないし、水も飲まないし、トイレも苦しそうにして少しだけ泥状便が出ると言う感じです。

毛並みも悪くなってます。

病院へ連れていけって思いますか?

でも、飼うときに1日でも生きてくれればと決めたのです。

それに今の自分には体力的金銭的に負担が大きいと言うのもあります。

そりゃ、言われるまでもなく、可愛いですよ。

癒された所もありますよ。

でも、これ以上責任を取る自信も無いのです。

 

猫の自己治癒力に期待しましょう。

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く