クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者が見た欲深さ

前回のあらすじ

新型コロナウィルスの陽性反応が出た人が自宅待機の要請があったのにも関わらず、飲食店に出掛けてしまったのでその事について書いた。

 

今回はマスクが北海道に配付された事について思う事があり、その事について書きたい。

 

以前、自分は政府が生産したマスクを買い取りして配付した方が良いのではないか?と書いた事があり、現実になって良かったなと思っている所です。

 

ですが、ニュースを見てどうなんだろう?と思う所がありました。

 

人は欲深いなと感じました。

今回の新型コロナウィルスが見つかってからマスクが手に入らなくなりました。

原因は生産拠点が中国にあり輸入量が減った事と買い占めする人が現れた事です。

 

皆、自分が可愛いので感染したくないとマスクを欲しがります。

それはそうだと思います。これに反論は全くありません。

しかしです。

今日のマスクが無い人は「一枚で良いので譲ってください」と言う心理だったと思います。

そして政府がやっと動いて北海道に一家庭に40枚配付すると発表しました。

実際に配付されると一家庭7枚だったみたいですね?

配付された人をニュースで流していました。

その人はニュアンス的に「これだけ?」と嬉しそうでない。

この姿を見て疑問を感じますね。

確かに予定よりかなり少ない枚数しか手に入らかったので残念だったと思います。

それにしても勝手だなと思いますね。

マスクが無い人は1枚でもと言う。1枚手にした人はこれだけと言う。

 人の欲望にはきりがない。

 

 

また、自分の仕事での立場の話になります。

クローン病になる前の自分は会社の中で上の立場にいました。

そうすると従事者から要望が上がってきます。

中には生産性向上にはつながらない要望もあります。

それを社長に話して納得させるのは並大抵の事ではない。

 

従事者の要望通りだと投資額が高額になる事もある。

しかし、モチベーション維持の為にはお金を出してもらわないとならない。

そうなると、社長と交渉になる訳です。

社長としては少しでも安く上げたい。

妥協点としてランクを下げざるを得ない時がある。

それでも何とか許可を貰って従事者に渡すと浮かない顔をする。「これじゃない」と。

今度は従事者を納得させないとならない。

当然、社長からは評判はどうだ?との質問が来る。

「ありがとうございます」と答える訳です。当然ですよね。

ここで終わってくれたら良いのですが、社長自ら従事者に感想を聞きに行ったりすると厄介です。

従事者が「いまいちですね」とか「思ってたのと違う」とか言われると社長としても「折角やってやったのになんだ」って雷がこちらに来るんです。

自分は避雷針では無いのですけどね。

中には従事者の要望通りの物を用意してもいまいちな反応の時もある。

この時はさすがに自分も頭に来ますね。

 

また、脱線し過ぎました。

 

 

何が言いたかったのかと言うと、

「何かを手に入れると言うのは必ず犠牲が伴う事を忘れずに」

って事です。

犠牲になる物は様々で、他人を犠牲にする事もあるし、自分の感情を犠牲にする事もあるし、自分の大切なもの(者・物)を犠牲にする事もあるし、自分の貯金を犠牲にする事もあるし何が犠牲になるかわかりません。

 

感謝の気持ちを忘れずに過ごせたら今日は幸せですね。

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く