クローン病患者が2つの死に直面して
前回のあらすじ
飼っていた猫の弔いを書いた。
今回は死が身近な物になって気付いた事を書きたい。
余談ではありますが、まず猫の火葬の予約について、翌日には取れずに翌々日となった。
混んでいるらしく朝イチに電話したら20分後の火葬なら空いているとのことだが自宅から火葬場まで道が空いていて40分掛かる。
どうやっても無理なので諦めて明日の火葬の予約を取った。
この3ヶ月に母と猫の死に直面した。
母を亡くした心の悼みも取れぬまま猫の死を迎えた。
この精神的苦痛は何とも言えない。
キツイですね。
そしてまた、考えてしまったのです。
よく、不幸は続くと言いますよね?
嫌だなと思いながらも次は誰なんだ?
もし、自分ならそこで終わりで考える必要も無いです。
しかし、クローン病はまず死なないですので、自分以外となります。
そもそも自分なら考える必要すら無いです。
親、兄弟、友人、ペット、知人が候補生です。
知人を思い浮かべると「残念だね」とは言いますが泣ける程の人は思い浮かばない。
そもそも泣けたら友人になりますね。
死期に近い人はいない。
兄弟を思い浮かべると「ありがとう」が無いので泣かないかな?
貰い泣きはするかな?
病気をしたと聞いた事が無いので死期は近くないと思う。
友人を思い浮かべると、「遠くの親戚より近くの他人」とは良く言った物で兄弟より断然大切。
年齢的に高くなっている人もいるけどまだまだ元気でいてもらいたい。
死期が近い人もいない。
たぶん、自分が先か?友人が先か?の話だと思います。
ペットを思い浮かべると犬がいますね。犬がうちに来た時には猫がいたけど年齢的には犬の方が上だと思う。
そうすると13歳と言ったところでしょうか?
今は元気です。
猫が突然来たように犬も突然具合が悪くなるのかな?
だとしたら、年齢的にそろそろかな?
犬なりに猫がいなくなったのが寂しいみたい。
猫のゲージを見上げて鳴いたり、猫のトイレを覗き込んだりしてずっと鳴いています。
ただ、猫のご飯が残っているので犬には良くないのは知ってるけど少しずつあげてます。その時は残念な事におとなしい。
寂しさよりも食欲が強いみたい。
親は父がいます。
90の声が聞こえる年齢です。
母の看病に疲れてほっとしている頃ですので危険は危険な状態です。
張り合いが無さそうです。
以上の事から判断すると父か犬になるのかな?
たぶん、亡くなったら泣きますね。
どれくらい泣くのかはわかりませんが悲しい気持ちになります。
それは仕方無いとしてなのです。
ただ、今回はそんな事を問題提起したいのではなく、人ってのは何歳まで人と出会うのだろう?と言うことです。
ここで言う出会うと言うのは自分の人生に良い方向に影響を与える人の事です。
人生において一番最初出会う他人はは近所の子です。
次に幼稚園や保育園ですね。
でも、この頃は大切にしたいとかそう言う考えは無くてたまたま近くにいただけの存在ですかね。
小学生になると範囲が広がりますがその前に仲良くなるのはたまたま席の近い人ですね。
しばらくすると席の近くの人から離れて気の会う人と友達になります。
ここからが本当の友達の始まりですね。
中学生になると更に範囲が広がり、部活とか目指すものが同じ人と仲良くなったり、ライバルになります。
公立だと市内の人に限定されます。
学力、運動神経等の能力差はかなりありますね。
時にはいじめもあったりしますが今回は友人だけにします。
高校生になると高校にもよりますが学力が同レベル、運動神経が同レベルの人が集まります。
範囲は県内及び隣県に広がりますね。
バイトをしたら年上との出会いもあります。
中には突起して能力が高い人もいますけど、それは例外と言って良いかなと思います。
大学になると高校の延長とも言えるのですが、より専門的な事を学ぶので話が合いやすいですね。
範囲は全国に広がります。
最近は全世界になるのですかね。
社会人になると年齢性別立場関係無く出会います。
中には悪意を持って近付く人もいますね。
人生において出会いだけでなく、別れもあります。
喧嘩して別れた人、知らないうちに別れた人様々な出会いと別れを繰り返し残った人は何人いますか?
まだ、出会いがある人もいるでしょう。
もう、出会う切っ掛けが無い人もいるでしょう。
自分は後者の切っ掛けが無い人間になりますかね?
この先、10人と出会うかどうかと言う話だと思います。
更に大切にしたいと思う人は皆無じゃないですかね?
この年齢で病気持ちの自分に近寄って来る人にはろくなのがいないでしょう。
病気持ちの為に離れる人もいるでしょう。
特に利害関係のある人に取っては価値が無いと思います。
悲しいけど現実です。
そうなると自分は減る一方と言うことになります。
だったらどうします?
今日が最後かも知れないと思いながら接した方が良いでしょう。
今いる人を大切にしたいですね。
この間も書いたけど
あなたのその当たり前、明日も当たり前ですか?
2つの死に直面してこの感情が強くなりましたね。
取り敢えず、後悔の無いように。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く