クローン病患者が思うマスクの事
前回のあらすじ
新型コロナウイルスの報道に思う事があり、その事について書いた。
今回はマスクについて思う事があったので前回の補足みたいな事を書きたい。
マスクが不足していることは報道もされているし実感もしていると思います。
政府の見解としてはメーカーに増産要請をして、メーカーも24時間体制で対応している報道はされている。
しかし、現実問題としてマスク不足は一向に解決していかない。
何故でしょうか?
それは需要と供給のバランスが崩れているからですよね?
何故バランスが崩れてしまったのでしょうか?
- 普段、マスクを使用しない人がマスク使用している
- 転売目的か心配性なのかマスクを買い占めている人がいる
- 急な需要増で供給が追い付かない
- 生産拠点が中国で日本に持ってくる手段が無い
等があげられますかね?
日本人ってのはモラルが低くなりましたね。
思いやりってのが無くなり、自分さえ良ければ良いってのが見受けられます。
確かに何かあった時に隣の人が助けてくれる保証も声を掛けてくれる保証も無いので自分の事は自分で守らなければならないので他人はかまっていられないと言う世の中にはなりました。
現実的だけど寂しいですね。
正直、自分も武漢へチャーター便を送る時にマスクや保護服やゴーグルを持って行った時に国内でも不足するだろうからそんなに渡して平気かな?とは思いました。
でも、明日を迎える事が出来るのは今日があるからな訳なので、当時は優先度は中国の方が高かったので仕方無い事だと思い直しました。
メーカーは精一杯生産しているのだと思います。
それはご苦労様ですし感謝すべき事です。
しかし、20年位前から生産拠点は海外に移しているのですよ。
いわゆる、空洞化と言われた問題が明確化されていますよね。
今は中国の人件費が上がった事により中国からは撤退した企業は多くなりました。
しかし、日本には戻って来ずにベトナム等の更に人件費が安い国に移転させただけなので国内供給量は増えていないのです。
これがマスクも中国から撤退していれば救われたのかも知れませんが、マスクは中国で作っているのです。
中国で消費されるのもありますが、何より、中国から日本に持ってくる手段が無いのですよ。
中国の風刺画で中国が病気で寝込んで日本だけが病室に入って看病しているのがありました。
日本と中国の関係を知っている人が見たら当然の事ですよ。
中国が倒れたら日本も倒れてしまうのですから。
大昔は今の中国がアメリカだったのですけどね。
そのうち、マスクを作る材料が無いと騒がれるのでは無いでしょうか?
何かの番組でコメンテーターが「設備を増強して体制を整えるべきだ」とちょっとずれた発言をしている人がいました。
設備は汎用品でも小売品でも無いのですよ?
設計して部品用意して加工して組み立てして試運転して設置する場所を確保して設置する場所の整備して搬入して試運転して連続稼働してチョコ停を修正してやっと本格稼働になるのです。
少なくとも設備が明日入る事は無いと思います。
設備が入った頃には収束してますよ。
逆に収束していないと人類が終わりますよ。
今回のマスク問題は人災ですよね。
人を思いやる心と持ちつ持たれつの気持ちを少しでも思い出せば人災は解決しますよ。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く