クローン病患者の傷が治らない
前回のあらすじ
価値観について書いた。
今回は傷について書きたい。
クローン病の治療を始めて4年目です。
今まで様々な薬を飲んだり注射したり点滴したりしてきました。
その為に原因が何なのかハッキリとわかりませんが間違いなく言えるのは肉体的な衝撃に弱くなった。
以前は機械の修理等もしていたのでちょっとした傷は頻繁についていました。
ぶつける、挟む、切るは毎度の事でそんな事があっても「いてぇなぁー」で終わり後には引かなかったのです。
よっぽど痛くてもフーフーするとか振るとか別の所を叩くとかぎゅっと握るとかして5分もすれば治ったのです。
長引いても寝て起きたら治ってました。
それが今じゃちょっとした事で大騒ぎしたいほど痛いのです。
痛いだけでなく治りも遅い。
どれくらいかと言うと凄くです。
- 通路に物が出ていて足のすねをコツンとしたら骨が折れたのではないか?と思う位痛い。
- 足のこうにちょっと物を落としたら骨が折れたのではないか?と思う位痛い。 風呂場でシャンプーが手から滑って足のこうの上に落ちたんです。ビックリするほど痛かった。
- 自分は血管が細いのか奥にあるのかまず点滴の針は一度では入りません。 最初3ヶ所失敗されて、2人目が来て一度は必ず失敗されます。だから、5ヶ所か6ヶ所針の後が残ります。 その後が無くなるのに要する期間は3週間です。 腕捲りは恥ずかしくて出来ません。夏場も長袖です。
- 日光が痛い。 運転していても急に腕の一部や太ももが痛くなったりするのです。 見ると日光が当たっています。まるで吸血鬼です。 日光から外すと痛みは無くなるので後には引きません。
- ササクレを引っ張って血が出たとき。これは酷いです。 化膿します。 肉芽します。 着替えも辛いほど痛みが走ります。 1ヶ月しても治らない。 遂に皮膚科に行きました。窒素を傷口に押し付けられてステロイドを塗られたがこれがまた痛い。肩まで痛くなりました。先生に言ったら「そんなことはない」って、「いやーそんな事あるんですよ。」とは言えずに言いたいことを飲み込んで部屋を出たけど痛い。
どうですか?
なかなかのヘタレっぷりでは無いですか?
自分の子供の頃の美学は
- 泣かない
- 痛がらない
- 耐える
って感じでした。
ですが今はこんな感じです。
この痛みに弱い、傷が治らないは免疫力の低下によるものなのですかね?
怪我をしないように気を付けて生活しましょう。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く