クローン病患者が嘘をついた
前回のあらすじ
過去は気の持ちようで良くも悪くも出来ると言う事を書いた。
今回はちょっと嘘をついてしまった事がありその時の気持ち等を書いてみたい。
先日、スーパー銭湯で気を失い、救急車で運ばれたと言う事を書いたけど、その後の事になります。
今は病気のために役職を外されたので上司がいます。
プライベートなので報告の義務があるかどうかは判断に迷う所ではあったが、出勤もまともに出来ていないので報告をした。
「自宅で気を失いそうになったので救急に電話して対処を仰いだ。」
これは全て嘘である。
病院で精算をしなければならなかったので、先の報告を
「対処を仰いだ」を「救急車で病院へ運ばれた」
と一部修正して病院へ行くことを伝えた。
数日後、普段お世話になってる人にも話をした。
「自宅で気を失いそうになったので電話をしたけど、電話を切ったら気を失ってしまい、気が付いたら救急車の中だった」
ここで何処の病院へ運ばれたか?の質問を受けた。
本当は自宅から約30㎞約1時間離れた病院だが、自宅から5㎞10分の病院に運ばれたと回答した。
ここでも嘘をついた。
正解は
「スーパー銭湯でマッサージを受けていたら気を失い、マッサージ師か救急に電話をして救急車を手配し、救急隊員が到着したら気が付いたが念のため自宅から約30㎞離れた病院へ運ばれた」
である。
なんで嘘をついたのでしょう?
嘘をつく理由は「自分又は自分に近い人の何かを守るため(不利益を被らないため)」が多いのでは無いかと推測します。
今回の場合は何でしょう?
嘘の箇所
- 場所:スーパー銭湯→自宅
- 電話をした人:マッサージ師→自分
- 状況:気を失った→気を失いそうになった
- 対処:病院へ運ばれた→対処を仰いだ
- 病院:自宅から約30㎞→自宅から約5㎞
改めて見ると酷い。
途中で一部修正したが、最初は何一つ真実を述べていない。
嘘をついた理由
- 場所:病人でまともに出勤も出来ていないクセにスーパー銭湯へ行ったと言う後ろめたさがあった。
- 電話をした人:1で嘘をついてしまいかつ一人暮しのためにつじつま合わせの嘘
- 状況:2で嘘をついたつじつま合わせの嘘
- 対処:恥ずかしさからの嘘
- 病院:1で嘘をついたつじつま合わせの嘘
一つ嘘をつくとその嘘を隠す為に二つ目の嘘をつく。
二つ目の嘘を隠す為に三つ目の嘘をつく。
これが繰り返されて嘘で固め尽くされる。
恐ろしいですね。
嘘をつける人ってのは頭の回転や思考能力や度胸が高い人なんだろうなと想像します。
でも、精神的に苦しく無いのかな?
犯罪にも繋がりそうです。
そう言えば「嘘つきは泥棒の始まり」って幼い頃習いました。
そう言う事なんですね。
話はそれますけどこれが「割れ窓理論」ですね。
今、書いてて「割れ窓理論」をなんとなく頭では分かっていたけど理解しました。
嘘ってのは1人で首尾一貫するときは可能だけど接触する人がいる時は話を合わせなくてはならないので無理が生じます。
ましてや10人20人となったらお手上げですよ。
気を付けましょう。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く