クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者の共感者

前回のあらすじ

クローン病患者のトイレ事情について書いた

 

今回は前回に共感されて嬉しかったと書いた所があるのですがその事について書きたい。

 

 

皆さんは感じたことや考えを伝えても相手に上手く伝わらないって体験したことはありますか?

 

何で上手く伝わらないのでしょうか?

理由はあります。

  • 言語が違う 言葉使いが違う
  • 説明が下手
  • 聞き手が興味ない
  • 自分を下に見ている 馬鹿にしている
  • 聞き手が体験してないから飲み込めない

こんなところですか?他にもあるかな?

 

いずれにしても大切なのはお互いが同じレベルにならないと難しいのかと思います。

 

自分は教育をする事が多かったのですが、その時に注意してる事がありました。

  • 専門用語は意味を説明してから使う
  • 男性に対して教育をする事が多かったので野球やサッカーに例えて説明する。
  • どうやるかより、何故やるかを多く説明する

仕事なら理解も早いです。

 

それに比べ、病気の症状の説明は主治医も親も友人も同僚もわかってくれません。

うなずいたりはしてくれます。

でも、本当に伝えたい事はわかってくれません。

たぶん、同情で相槌打ってくれてるのだと思います。

相手の機嫌が悪い時は怪訝な表情をされます。

時には馬鹿にされた様な言い方もされます。

そんな時はこれ以上説明しても時間の無駄だなと思い話すのを止めます。

 

クローン病になってからどれだけ嫌な思いをした事でしょうか?

好きでなった訳じゃ無いのに?

馬鹿にされるような生き方して無かったのに?

それなりに評価されていたのに?

疲れたな。

 

心配してでの事でしょうが色々アドバイスをくれます。

でも、こっちもボーッとしてた訳じゃない。

アドバイスは目新しいのは無くて、たいていの事は既に試してます。

かと言って心配してくれているのは間違い無いのだから素直に「ありがとう。今度やってみる」って言うけど、気を使いますね。

 

今や感情や表情をなるべく抑えて生きてる。

完全に弱者入り。

 

とは、言いつつもまたいつかそう遠く無い期間で跳ねるよ。

いやいや、今回はそんな事を書くのではない。

 

 

それで、会社に最近病気になった人がいるのですがまだ病名はついていないらしい。

症状の1つに「関節痛」があるみたい。

そいつも自分と同じく全ての関節が痛いらしい。

それで指が痛いと言うのです。

自分も痛いので「車のウィンカー操作がすっごく痛いんだよ」と言ったら

「あーわかります。同じです。すっごく痛いんですよ」って言うんです。

それを聞いた時、可愛そうだなと思うより、すっごく嬉しかった。

初めて同志を得た感じでした。

これを何度か色んな人に話した事があるけど共感してもらえなかった。

 

他にもあるんですよ。

「気を抜くと指が飛んでいきそう」

「鋭利な物で手のひらから刺され、更に手首に再度刺され肘まで串刺しされた痛さ」

等々。

わかります?わかりませんよね?

 

話は戻りますけど、言い換えると「承認欲求」を満たされた感じと言うのでしょうか?

言葉は知っていたけど、実感するとはね。

やっぱり、弱くなったかな?

 

共感されると嬉しいよね?

 

同志って必要だね。って話でした。

応援して貰えるのもかなり嬉しい。

でも、それとはまた別の感覚。

 

FIELD OF VIEWの「君がいたから」を無意識に歌ってました。

恋愛の歌なんだろうけど、これは患者の心の叫びを歌っているのではないか?

と思うくらい歌詞が響いて来た。

なんかスッキリした。

 

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く