クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者の子孫

前回のあらすじ

夢を最近よく見るのでその事について書いた。

 

今回は病気持ちの子孫について考える事があり書いてみようと思う。

 

 

クローン病って現時点では原因不明です。

 

食事に影響されやすいと言う事はあるらしい。

実感として、食べたものによって、体調は左右されている。

でも、発生原因とは言い切れない。

 

アレルギー要素もあるかもしれない。

 

ストレスもあるかもしれない。

 

生活習慣にあるかもしれない。

 

先天性なのか後天性なのかそれすらわからない訳です。

 

後天性であれば、「反省しましょう」と言う話になります。

 

問題は先天性です。

これはどうにもならないです。

遺伝子の突然変異なのかもしれません。

 

そんな事をあれこれ推測していると子孫を残す事に躊躇します。

躊躇する理由を列挙します。

  1. 兄弟で自分だけが病気になる。 幼い頃から自分だけが病気になる。 記憶にある限りでも「手足口病」「膀胱炎」「肝機能障害」「胃潰瘍」「クローン病
  2. 兄弟の一番上と10歳差であるので必然と両親の年齢も高い時に産まれた。
  3. 病気が継続中である。

 

上記の理由から子供は作らない方が良いと思っている。

具体的にいつからそう思うようになったかと言うと肝機能障害になった時です。

肝臓病は移ると聞いた事があったのでそのようになんとなく思いました。

 

そして決めたのはクローン病になった時です。

その時に

「子供を作らなくて良かった」

「これからも子供を作るのは止めよう」

 

そしてそして、クローン病と診断されるちょっと前に

「子供が欲しいな」

「間違ってたかな?」

と思うようになりました。

ただ、、親が自分を産んだ年齢をはるかに越える訳なので悩みますけどね。

子供の成人までの時間とか考えたら作らない方が良いとは思ったけど、正直、欲しかったですね。


そしてそしてそして、1年位前ですかね?

母親に

「身体を丈夫に産んであげられなくてごめんね」

と言われました。

「こちらこそ病気になってごめんね」ですよ。

年いった母親を最後に心配させて申し訳無いと思います。

この時に

「子供を作らないのは間違っていなかった」

と確信を得ました。

もちろん寂しかったですけどね。

 

ちょっとまた、脱線しますがタレントの磯野貴理子さんが離婚された理由を「旦那さんに子供を欲しくなったと言われたから」と言われていました。

世間では旦那さんを非難する声が多かった様に感じましたが自分は少し旦那さんの気持ちがわかります。

人と言うのは考えが変わりますからね。

ただそれを離婚理由にするのは自分も旦那さんを非難します。

軸がぶれてますよ。

 

脱線してすみません。

本題に戻ります。

 

そして自分が凄い勇気があるなと思うのはクローン病生活を送っていて子供を授かる人です。

当然悩んだ結果なのでしょうがよく決断出来たな?

何が決定付けしたのでしょうか?

と思います。

もしかして子供もクローン病になるかもしれないし、子供が恨んでくるかもしれない。

そして最悪なのが看病して「この子がいなければ」と思うことです。

自分は思わなくてもパートナーが思うかもしれない。

そしたらパートナーにも子供にも申し訳無い。

 

自分には上記した理由等から子供を作るとはならないです。

寂しいし、将来も不安ですしね。

身寄りの無い人は死んだときにどのような扱いになるのですかね?

 

今日は現実的では無い噺を書いてしまいました。

 

でも、これからも後悔の少ない人生を送りたい。

そして自分の行動に責任を持ちたい。

 

次のテーマとタイトルはアクトネル再開2回目・・・次回に続く