クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者と24時間テレビ

前回のあらすじ

昨日の症状をまとめた備忘録的な事を書きました。

 

今回はテレビ番組の事について書きたいと考えてます。

 

早速ですが、24時間テレビって当然知ってますよね?

愛は地球を救う

ってずっと言ってる毎年、夏にやってる番組です。

健常者に身体的にハンディがある人の大変さや辛さや悩み等を知ってもらうのにもってこいの番組です

 

ずっと見てました。

見る切っ掛けはどうしようもない話なんですけどね。

今はテレビはいつ電源を入れても好き嫌いは別にして何かしらやっていますよね?

でも、自分の幼い頃はテレビは日付が変わる頃には終わっちゃうんですよ。

でも、24時間テレビってのは休み無く番組が進行されている訳ですよ。

当時は画期的で感動ものでした。

それから毎年見るようになったんです。

 

最初は仕方無く見てました。

でも、ある程度年を重ねて、個人差、人の強さや弱さ等をなんとなくわかるようになって見た時に「障害者ってのは凄いな」って思うようになりました。

一生懸命さも当然凄いと思ったのですが、それよりも「笑顔」が素敵だと思いました。

明日、命が途絶えるかも知れないんですよ?

画面で見た絵面は顔が歪んでたりして決して良くは無いのですが、とっても綺麗なオーラを放った笑顔をしていたんです。

ちょっと危ない話になりそうですが、自分はオーラだと思っているのですが、得体の知らない何かを感じました。

その時の印象が強烈で、それからは他にも番組をやっているのに見るようになりました。

 

先天性の障害を持った人達が下手ながらも一生懸命頑張って何かを成し遂げる。

 

事故などである日突然、今まで歩んだ日々を捨てなければならない。

絶望のどん底に落ちた後天性の障害者が、新たに生きる希望を見つけて、一生懸命頑張って何かを成し遂げる。

 

パターンは決まっているけど、感動します。

失敗する時もあるけど、その道程に感動する。

たまに目もウルウルしてしまう時もあります。

自分も頑張らなきゃってなる。

 

そんな24時間テレビが好きでした。

クローン病になる前まではね。

 

でも、好んでは去年から見られなくなったんですよ。

見るのが辛いんですよ。

何が辛いかって自分がそのレベルまで達していないんです。

 

テレビに出た人達は先天性、後天性、病気、事故様々ですけど、

「現実を受け入れ、克服して、気持ちを入れ替え、共存してる」

 

それに比べて自分は

「現実を受け入れた」

までで、

「克服出来ず、その為に気持ちを入れ替えられず、共存出来てない」

 

ヒュミラ→レミケード→ステラーラ

どれもいまいちで、希望の光が見えたかと思うと蜃気楼なのか幻なのか、はかなく消えた。

そして今はエンタイビオっに変えたけど、これだってどうだかまだ、判断出来ない状態です。

 

今のところクローン病に押されっぱなしで、連敗続きです。

そんな自分が情けなくて、頑張って輝いた人を見るのが辛い。

「人の不幸は蜜の味」とはよく言ったもので弱者が下を見て安心する為にあるのですね。

 

 

早く、24時間テレビを見れるようにならないと。

頑張っているつもりだけど、頑張ろう

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く