クローン病とのなれ初め Part11 ステラーラ生活
前回のあらすじ
前々回、前回とレミケード生活について
投与方法、投与量、効果、症状及び副作用に
ついて、簡単な説明と列挙した
と言うことからの続き
レミケードでもクローン病を制御するまでには
いたらず、ステラーラに切り替えた
ステラーラの投与方法
- 初回は点滴静注→8週後90㎎を皮下投与→20週後90㎎皮下投与→以後12週間隔で90㎎皮下投与
- 効果が減弱した場合には投与間隔を8週間に短縮できる
- レミケードのように体重差で投与量を変えることも無い
- 自分の場合は12週間隔では投与せずに8週間隔で投与した
- ステラーラは爆発的な効用は期待できないらしいので、補助的にゼンタコートで抑え込むと言う観点からステラーラ初回の1週間前からゼンタコート(2018/11~2019/1下旬)を飲んだ
症状、効果及び副作用
- 詰まった感じがする
- 便秘気味になる
- 初回投与後1か月位から水様便になってきた
- むくみが酷くなってきた(特に首周りのむくみになると呼吸がしづらくなった)
- 体重が増えた
- 手指のかゆみ
- 頭痛(こめかみから耳かけて)
- 喉が渇くようになった
- クローン病の痛みとは違う、下痢時特有の痛みもある
- 関節痛(手指、足指、膝、肘)
- 胃もたれ
- 常に寒く感じる(汗をかいても寒く、感覚と身体の反応が一致しない)
- 夜中のトイレも多くなってきた
- 2019/1クローン病の痛みは無くなってきた
- 肛門の痛みが多くなってきた
- 口内炎
- 吐き気・嘔吐
- 食道が荒れた感じ(薬を追加)
- 胃痛、胃痙攣
- 会社を休みがちになる
- 2回目投与後約1か月の時にCRPが2.54と高めに出る(ゼンタコート再開2019/2~2019/5)
- 味覚がおかしくなり(苦く感じる)
- 匂いに敏感になる
- ちょっとした振動で腸が痛くなる
- 肝臓も疲れてきているのを感じる
- 腸の動きが悪くなる
- 2019/2下旬に回盲部あたりに痛みを感じるようになった
- 水様便が増え、肛門が閉め切る事が出来なく、漏らす事が増えた(特に階段を上る時が多い)
- ガス(おなら)を出すのも怖い→特に睡眠時は危険
- 左足付け根が痛くなる→他院でボルタレンの座薬を処方される→主治医に確認を取り、とんぷくで1,2回ならば良いとのこと→3回使用したら腸に激痛が走り止める
- 倦怠感(とにかくだるく、午前中は特にだるい、午後になるとだるさはだいぶ減る)
- 緊急で病院に行く事が増えてきた
- トイレの回数が増えた
- 2019/3腸の痛みが横方向にもなるようになった
- 2019/3喉から胃まで荒れた感じ
- 2019/3肛門痛が多くなってきた
- 舌の先端に正面から後頭部に向けて針が刺さったのでは?と言う感覚の痛みが走り水疱が出来てしまう→かなり痛い→頻繁に起こる
- げっぷが出来なくなった→腸が詰まったかな?
- 血圧が高くなった
- 午前中が辛い→副腎の関係かも?朝がさぼりがちになってるかもしれない→試験的にゼンタコート3カプセルを朝飲んでいたが朝2カプセル、夜1カプセルと飲み方を変えて飲むがそれほど大きな効果は無かった
- 2019/4中旬38.0℃を超える高熱が続く、最高39.6℃→近くの病院で点滴・飲み薬を処方されるが全く効果なし→翌日、大学病院へ行くとCRPが25.0を超えていた→入院を言い渡されるが一度帰宅→後悔した、動けない→翌朝、なんとか病院へ行き、入院(11日間)
- 入院での検査:心電図・レントゲン・造影CT・インフルエンザ検査→まさかの「肺炎」と診断
- 夜中、急変し呼吸困難になる→酸素吸入→楽になる→酸素を外すと胸に痛み
- 呼吸器科の診断→肺胞性肺炎
- 点滴に薬を投与→安静と言う事で行動範囲は病室内のみ
- 咳がひどい・深呼吸すると肺が痛い・横になると肺が圧迫され痛いので横になれない・左側を見ると肺が痛い・右を横にすると逆流性食道炎のせいか上がってきてしまう
- CRP(1.2、まだ高い気がする)が下がってきたと言う事で退院
- 退院して仕事に行くが、とにかくだるいし肺が痛いし咳が出る→休みがちになる
- 2019/5肺炎の影が薄くなっていることを確認し4回目のステラーラ
- 頭痛と耳鳴りがする
- かゆみがひどい(顔、頭、首、胸、手指、足指)
- 肛門から直腸に向かって熱く、ザワザワソワソワする感じ
- ペンタサが便に出るようになった
- 2019/6とにかくだるい、動けない
- 2019/6緊急で病院へ行く→CRP0.8とさほど高くは無いが、様々な症状が出ているので緊急入院(12日間)
- 入院中の検査:小腸内視鏡検査→回盲部の潰瘍はだいぶ治まっておりカメラも通る→しかし、その先の潰瘍がいくつもあった(横方向に痛みが出たのもこれが原因か?)
- カンファレンスの結果、治療方の候補がいくつかでたらしい→①ステロイド+エンタイビオ、②G-CAP+IFX(人工透析をしてからレミケード)、③便移植→①のステロイド+エンタイビオに決まる
- 他にクローン病だけでなく家族性地中海熱も視野に入れる→のちに採血する
- 内視鏡検査の翌日からプレドニゾロン40㎎を投与→30㎎を目安に退院
- 入院中にエンタイビオの初回実施
- 特段、問題無いことから退院
腸だけを見たら、ステラーラが一番良かったような気がする
しかし、合併症が一番多く、動けなくなるレベルになることが多かった
今回も列挙しただけに終わってしまった
やっと
現在に至る
まで来ました
3年間を駆け足で遡ったので結局、列挙しただけ
今後はこれを一つづつ紐解いていきたいと考える
項目別にまとめられたら見やすく、どうだったかな?と自分の整理と備忘録にもなり、読んでくださっている方達の精神的・身体的の心配事や不安な事を少しでも解消したり、共感したり、書いてある内容に疑問に感じたりする事が出来る物に育て上げていきたい
ただし、あくまで個人の見解としてだけど、ゆえに生きた声とも言えるかな?
次回エンタイビオ生活の始まり・・・次回に続く(でも、書くだけの実績が無い)