クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病とのなれ初め Part5  大学病院へ検査入院

前回のあらすじ

紹介状を貰い、大学病院へ初診に行った

何の検査をしたのか覚えていないが

検査の結果、「クローン病の疑いあり」

より詳しい検査を行うために

検査入院が必要との事で予約を取った

と言うところからの続き

 

大学病院へ向かう車中での心境は

不謹慎ながら

「ちょっと疲れたから2、3日のバカンス」

さすがにウキウキはしないが沈んでもいなかった

 

1日目

入院手続きを済ませ病棟へ

待合室でどれくらい待たされただろうか?

かなり待ってやっと病室へ案内された

もちろん、大部屋

一通り病棟の説明を受け、部屋で着替えた

看護師から検査の指示が出された

血液検査

尿検査

心電図

胸と腹のレントゲン

一通り終わって昼食の時間

待っても出てこないので聞いたら発注忘れしたので

食べてきて欲しいと言われた

「なんだよ、着替えてなければ外に行ったのに」

今では考えられないが

脂ギトギト、ニンニクたっぷり、内臓系のお店が

あったんだけど断念して病院内の食事処で

昼食を済ませた

病室に戻ると造影CTの指示があった

造影剤を体内に入れると熱くなる

お尻の穴まで熱くなる

あれは気色良いものではない

妙な感覚だった

それが1日目最後の検査だった

あとはゆっくりしてくださいと

 

2日目

今日から食事は抜きで点滴による栄養補給のみ

3日目に内視鏡検査をする

今日は完全にその準備の日だった

20時、21時に下剤を飲んで2日目が終わる

 

3日目

5時に下剤を飲み始め、約2時間かけて完飲した

これが最後の仕上げで、7時には腸内は

きれいになり内視鏡検査に、

呼ばれるのを待つ

内視鏡検査をしたらしい

と言うのも、全身麻酔で記憶が全く無い

先生の「麻酔入れ・・・」と最後まで聞けずに

落ちた

結果は予想通りの外れなしの「クローン病

回盲部に潰瘍があり、腸管が狭くなっており

カメラが通れない程になっている

治療をしないと完全に塞がれてしまうので、

このまま治療入院に切り替えると言われ絶句

「仕事が溜まっちゃう」

「ちょっとバカンスしに来ただけなのに」

「長期休んだら戻る場所が無くなっちゃう」

「家の事、どうしよう?」

えっ?えっ?えっ?何?何?何?

とやっと事の重大さに気付いた

パニックになったけど、

でも、「治すから大丈夫」

「難病と言いながら現代の医学なら

治せちゃうんでしょ」

と甘くみていた

 

残念ながらこの時の検査結果の資料は

持ち合わせていない

 

そして治療入院・・・次回に続く