クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病とのなれ初め Part2  病院へ行くきっかけが欲しい

前回のあらすじ

便が黒いぞ?

これは私の調査によりますと

「大腸がん」に違いない

病院に行きたいけど、仕事が忙しいし、

何かきっかけが欲しいなぁ

と言うところまで書いたのでその続き

 

トイレが終わる度に

「これ、絶対病気だよな」

「病院に行った方が良いよな?」

と思いながら月日をずるずる過ごす事、3ヶ月

スーパー銭湯へ行ったある日の事

不覚にも気を失い倒れてしまった

頭を打ったので脳神経外科のある病院に

翌日行った

先生に体調はどうだったのか?

思い当たる節はあるか?

貧血と言われたことはあったか?

頭を打ったら直ぐに病院に来なければダメだと

質問攻めとお叱りを受けた

検査の結果、幸いにも脳に損傷は無かった

良かった良かった

「あれっ?待てよ?」

近くの病院に風邪と思われる症状で行くと

毎回血液検査されて、毎回毎回

「炎症反応出てて、おまけに貧血だね」

「でも、まずは風邪治してからね」

と先生から言われる事、数回

何か関係があるのか?

今から思うとなんでそこで止まる

もっと追究しなきゃ!と言いたい

 

炎症反応と貧血の事は特に気にも止めず

それから1ヶ月後にとうとう病院に行く

きっかけになるかもしれない事案が来た

それは2016/6の会社の健康診断

健康診断の封筒に用紙と共に

見慣れないキットがあった

「これはっ!・・・何?」

開けてみると変な筒が2本

意を決して担当者に訊ねると

大腸がんの検査を今年からする事にしたので

2日分の便を採って来るようにとの事

「やったぁー、これで病院に行けるかもー」

当日の便が黒くなかったらどうしようと

不安を抱きながら

「うん、今日もちゃんと黒い」

と確認しながら健康診断までの日々を過ごした

便の採取の2日間の便の色はと言うと

文句無しの「黒」

「よし、やれることはやった」

「あとは結果を待つだけだ」

と気長に待とうとしたが

結果が出るまで長い長い

1ヶ月半位経っただろうか?

やっと結果発表

成績表のコメント欄には

「大腸がんの疑いあり。精密検査をしてください。」

みたいな感じの事が書かれてた

「やっぱりなぁ、予想的中」

「黒い便だけに結果も黒だった」

「自己診断に間違いなかった」

と特に

動揺するわけでもなく

悲観的になることもなく

妙に落ち着いて冷静に結果を直視出来た

「これで病院に行くきっかけが出来たぞ」

と病院に行けると言う安堵の方が強かった

さてとどこの病院に行くかな?

 

余談ではありますが

健康診断は意味あるの?とずっと思って

受けてきました

でも、意味あるんだね

ちゃんと受けた方が良いです

手遅れになってるかもしれないけど病院に行く

きっかけにはなります

 

さらに脱線

そう言えば、会社の信頼のおけるおじさんに、

いや、先輩に結果をチラッと言ったら

「話をする時、いつもお腹擦ってんじゃんか」

と言われた

痛かったんだね、たぶん、記憶に無いけど

 

そして決めた先は・・・次回に続く