クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者がエンタイビオ9回目をした

前回のあらすじ

体調不良でダウンしたと言う事を書いた。

 

今回は前回から続きます。

 

 

意識がもうろうとしながらも何とか頑張った。

自分で自分を褒めてあげたいと思いながらもそんな余裕は一切ない。

そして待ちに待った、エンタイビオ投与日。

 

前回にチラッと書いたけど、CRPは感覚的に高いと思う。

熱も平熱で推移していたが、3日前に出てしまった。

39.0℃まで上がってしまった。

新型コロナが頭をよぎった。

けど、熱とダルさに加えて回盲部の痛みがある。

これはクローン病の悪化時の症状。

 

当日の体温は36.7℃なので問題が無い。

それでも新型コロナが頭から離れない。

でも、感染者は周りにはいないし、密も避けているし、肺機能には異常が無い。

と言う事で病院へ行った。

 

受付を済ませて、採血をする。

やたらと混んでいる。

正直、「これって密なんじゃないの?」と思ったけど、逃げ場がないので仕方無い。

 

血液の結果が出るまでに1時間掛かる。

診察の予約の時間まで1時間半あるので大丈夫だろうと思っていたが、甘かった。

採血まで40分も待った。

 

やはり血液検査の結果が遅れたので呼ばれるのも遅れた。

受付から2時間後、診察室に呼ばれた。

主治医から体調はどうかと聞かれた。

 

風しんの予防接種を受ける準備の為にアザニンを止めていたので、その体調を話した。

・倦怠感は無くなった。

・その代わり、腹部、特に回盲部あたりの痛みが段々と強くなってきた。

・痛みは耐えられるが倦怠感は耐えられないので自分としてはこちらの状況の方が良い。

・もし、痛みと倦怠感どちらを取るかと聞かれたら、痛みがある方を取ると答えると言うつもり。

・便は完全な水様便で一日20回以上トイレに行くために仕事にも行けていない。

 

主治医の見解は血液検査の結果を見ながらでした。

CRPが稀に見る悪さで5.5もある。(自分の病院では0.14を超えると炎症反応ありとしている)

・入院を強く勧める。絶飲絶食をしなければならない。

 

やり取りは以下の通り。

自「入院は会社を休み過ぎていて非常にまずい状態なので出来ない。」

主「仕事に行けていないのでしょ?」

自「それでも入院すると印象が悪くなるので、避けたい」

主「分かりました、しばらくは固形物の摂取は控える事。その代わり、エレンタールのみの摂取にしてください。たまにならミルクの入っていない飴、サイダーでカロリーを摂取しても良い。」

自「サイダーは良いんですか?」

主「炭酸はあまり良くないが一気に飲まなければ砂糖水と同じような物なので良い」

自「それは嬉しいです」

主「アザニンを再開した方が良い」

自「アザニンを再開してまた、倦怠感が出るのが怖い」

主「今、75㎎飲んでいるので50㎎に減らして再開しましょう。それでもダメだったら次を考えましょう。1日に20回のトイレを見過ごすわけにはいかない」

自「分かりました」

 

それから他院から預かった風しんの抗体検査の結果を見せたら、受けましょうとの事。

主治医の診察を終えて処置室へ移動して、風しんのクーポンを渡すがここでは扱っていないとの事。

実費で受けるつもりは無いので、断った。

抗体検査を受けた病院で受ける旨を伝えた。

 

通常通り、エンタイビオを投与して貰った。

約1時間半かけて処置室を出た。

 

エンタイビオが聞いてくれたら良いんだけど、いまいちなんだよなと思いながら会計を済まして家路につく。

 

 

次のタイトルは風しんの予防接種を受ける・・・次回に続く。