クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者が誤嚥について考えた

前回のあらすじ

合法と違法について違法はもちろんしてはならないが、合法でも人に迷惑を掛けたら規制がきますよと言う事を書いた。

 

今回は誤嚥について書きたい。

 

誤嚥は気道に唾や食べ物が入ってしまうことです。

誤嚥すると気道に入ったものを出すために咳き込むのです。

今の時期の咳き込みは辛いですよね?

何が辛いって喉が凄く痛くなるんです。

それよりも辛いのは周りの視線です。

 

自分もクローン病になってから誤嚥に近い事には何度も体験しています。

何故、誤嚥をするのでしょうか?

まずは気道と食道の切り替えが上手く出来ないのだと思います。

これは長年使ってきたので弱ってきたのだと諦めるしか無いですよね。

自分の場合は食事制限をして、外出中はトイレが怖いからと言って、口に物を入れるのを極端に制限している為に切り替えが下手になったのだと思っています。

 

誤嚥を起こす時ってどう言う時でしょうか?

また、自分は考えてしまいました。

そして自分の行動を思い返してみたのです。

人にもよるでしょうけど自分の場合は無意識に唾を飲み込むと誤嚥をしていたのです。

 

人の行動って自分の意志とは関係なく起こしている時があるのです。

瞬きとかもそうですよね。

もっと言ったら呼吸もそうです。

それらと同じで唾を飲みこむのもそうなのです。

 

誤嚥をしない時は意識して何かを口に入れた時でした。

食事をする時も誤嚥をしません。

薬を飲む時も誤嚥をしません。

エレンタールを飲む時も誤嚥をしません。

だったら唾を飲み込む時に意識しながら飲み込んだらどうなのでしょうか?

誤嚥をしなくなりました。

 

これはどういう事なのでしょうか?

無意識と意識しての行動ってどちらが早いのでしょうか?

自分が感じたのは無意識の方が行動が早いでした。

なので、唾を飲み込むのも無意識にしてしまうと、切り替えの早さが追い付かないのだと思うんです。

高齢者に誤嚥をしてしまう人が多いのもその為では無いでしょうか?と考えるのです。

 

そこで唾を飲み込むのを意識してするようにしたのです。

そうすると誤嚥は無くなりました。

そうはいっても唾を飲み込むのも生理現象の一つと考えられやはり無意識にしてしまう事があるのですが、そんな時は誤嚥をしてしまいます。

でも、意識している時は誤嚥はしないようです。

 

唾を飲み込む事に意識を持って行くことによって行動に余裕が出来るのです。

高齢者が足腰が弱くなり走るのが辛くなるのと、人によっては出来ないのと同じなのです。

でも、ゆっくりなら歩く事が出来る訳です。

唾を飲むのを急ぐ必要は無い訳無いのです。

ゆっくりでいいのです。

 

高齢者は行動が遅い。

それは恥じる事ではないし、堂々としていれば良い。

何故なら、長い間、一所懸命頑張ったから身体が疲れて来ただけなのです。

身体が疲れるくらい一所懸命だったのです。

だから、次の世代に甘えて良い訳です。

 

病気になった人も同じです。

病気になったからと言って、負い目を感じたり恥じたりする必要は無いはずです。

何故なら、好きで病気になった訳では無いのですから。

体調が良くなった時に遅れた分を取り返せば良いのです。

そう思うと少しは楽になりませんか?

なんて、自分にも言い聞かせています。

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く