クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者が飼い犬に助けられた

前回のあらすじ

落ち込んで発狂したくなっても元気が無ければそれすら出来なくなると言う事を書いた。

 

今回は夢の話を書きたい。

 

体調が悪い間はとにかく耐える事しか出来なかった。

意識の方もはっきり言って覚えていない事の方が多い。

記憶が飛び飛びになっているし、夢なのか現実なのかもわからない感じにもなっていた。

 

そんな中、夢を見ていたのだと思います。

 

場所は自分の家の中だけど現実の家とはちょっと違う感じがするし、暗い場所だった。

暗いので視界が無い為に手探りで歩き回る感じ。

どの部屋に行っても真っ暗。

気分はとても不安でオドオドしている。

早く、ここを出たいと思う一心であちこち歩き回る。

でも、出口が見つからない。

時間が経つに連れて追い込まれて焦ってくる。

そんな時に、遠くに光を見つけた。

その光に向かって急いで向かった。

そこには大きな扉があって光はその扉からの漏れた光だった。

この時点で自宅から離れた事が分かった。

 

直感的にこの扉の先には母と猫がいる事が分かった。

呼ばれもしないし、声も聞こえないけどいる雰囲気を感じた。

そう、自分のブログを読んでくれている人はご存じかと思いますが、母と猫とは死別しているのです。

不安な気持ちの自分にとっては生死の別は関係なく、安心のために知っている雰囲気に包まれたい気持ちでいっぱいでした。

 

そして扉を開けようとするが重くて中々開かない。

それでも諦めずに頑張った。

もう少しで開く感じがした瞬間に「ワンッ」って声が上の方から聞こえた。

その声は自分の飼っている犬の声だった。

普段、犬は1階にいる。

2階には行かない様に躾をしている、もし、2階に行った場合は物凄く叱るようにしている。

その為に自分が2階から犬を呼んでも決して階段を2段も上がらない。(1段目は前足を置く事がある)

それなのに上から声が聞こえた。

上と言う事は2階と言う事。

「何で2階にいるんだ?降ろさなければ」と思って、その扉の前を離れて2階に行った。

何故か、2階にはすんなりと行けた。

2階に行くと犬の姿が無い。

直感的に「危なかった」と思った瞬間に目が覚めた。

 

多分、これは勘だがあの扉の向こうは生きているモノが行くべきところでは無かったと思う。

 

起きてすぐに犬の様子を見に行った。

そしたら、なんと、残念な事に犬は寝てました。

自分の姿に気が付くと「ヤバい」って感じで急いで起き上がり、「待ってたよ~、寂しかったよ~」って感じで「クゥ~ン」って甘えてきました。

「やっぱりお前はそういうやつだよな」と言いながらなでなでしてあげました。

 

そして、思い返せば犬はいつも我慢しているなって。

猫が生きている時は猫に遠慮しがちで過ごしていたし、猫を守るようにしていた。

今日は夢の中で自分を守ってくれた。

「ありがとね」といつもよりも多く、なでなでしてあげた。

いつもはなでなでしてあげると「もっともっと」って感じで尻尾を思いっきり振ってくるのだけど、今回は撫で過ぎたかな?

途中で飽きた様で尻尾を振るのを止めてしまった。

 

灯台下暗しって言葉があるように、普段、光が当たっている遠くの景色を見がちになるけど、本当に自分にとって大切な、自分の味方はすぐ傍にありますよ。

失ってから気付いては遅いですよ。

もう一度足元をしっかり見てみてください。

もしかしたら小銭が落ちているかも知れません。

 

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く