クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者が思った発狂は元気

前回のあらすじ

風しんの予防接種を受けたら体調が増々悪くなったと言う事を書いた。

 

今回は何をするにも元気が必要不可欠だなと感じた事があったので、その事について書きたい。

 

体調は悪いままです。

ただ、慣れてきたかな?

ぐったりと寝込んでしまう感じでは無くて何もやる気が起きないと言う感じです。

 

仕事を休んでいる時って時間があるんですよね。

そうすると色々と考えてしまいます。

病気の事、病気の為に影響を受ける事等々。

良い考えは一つもありません。

悪い方へ悪い方へと考えてしまいます。

 

体調を崩す前に体調がかなり良くなってきたんです。

水様便と腹部の痛みはあるけど、倦怠感がまず無くなった。

この倦怠感ってのは行動の全てをストップさせる力があるんです。

これが無くなったと言う事は動ける様になると言う事。

 

それで、長年、構想を練っていた「ウッドデッキ」を庭に作る事にしたんです。

始めようと後押ししてくれたのは知り合いからの床材を貰った事。

ホームセンターを覗くと8万円位の価値があるのでは無いでしょうか?

これを腐らせる訳にはいかないし、まして捨てるなんてもってのほか。

有効に使いましょうと言う事でウッドデッキの制作に取り掛かります。

 

まずは頭にある青写真を図面化しました。

CADは15年位前までやっていましたが、その職を離れてから一度もしていません。

フリーのCADをインストールしたけど最初は使い方が分からず戸惑いました。

が、やっぱりやっていたと言うのが大きいのでしょうね?

調べながらも差ほど時間を掛けずに出来ました。

「昔取った杵柄」ってやつですね。

 

図面から必要な部品を拾い出しして購入品リストを作成しました。

結構な大きさと重量物なので自家用車では運べません。

会社からトラックを借りて買い物です。

 

そして部材が揃ったので製作開始です。

まずは基礎から始めます。

これが中々レベル出しが難しい。

それでも四苦八苦しながらも基礎が出来ました。

さて、これから木を丸鋸でカットしていこうと思っていた矢先に体調不良です。

 

人にやらされている訳でも無い。

自分が楽しみしている事をしようとしているのに。

部材は全部揃えたのに。

 

それなのに倒れてしまうなんて。

まるでガキ大将の横で偉そうにしている子が「自分のクセにウッドデッキ作るなんて生意気だぞ!」って言っているみたいです。

 

 

寝込んでいる時に思うのです。

 

「なんで?」

「自分だけ?」

「なんか悪い事した?」

「自分が何をしたって言うの?」

「いつまでこんな生活をしなければならないの?」

「誰かの陰謀?」

「こんな辛い思いをする為に生きるの?」

「こうまでして生きなきゃいけないの?」

「神様っていないんだね?」

「仏様もいないんだね?」

「これは試練?」

「試練ならこれを乗り越えた後に何があるの?」

 

いっそのこと、全てを壊したい気持ちが大きく湧いてきます。

それで、発狂したくなるんです。

でもね、元気が無いと発狂する事が出来ないんです。

 

発狂する為には元気が必要なんです。

 

学生などの若い子が大声で話したり、喧嘩したり、遊びまわったりしているけど、自分もしていたけど、それって元気な証拠なんですよね?

元気が有り余っているんですよ。

それが社会人になり数年してプロジェクトを任されたりして仕事に集中していると遊ぶ時間的余裕と肉体的余裕が無くなって大人しくなるんですよ。

ただ、仕事に集中できるのも元気がある証拠。

 

元プロレスラーで議員さんの人が「元気があれば何でも出来る」って言ってたけど、そう言う事なんですね。

 

何でも出来る日を夢見てもう少し頑張ろう。

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く