クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者が弱いと感じた言葉と状況

前回のあらすじ

血尿が出たのでその事について書いた。

 

今回は人には弱い環境と言葉があるなと感じ出たのでその事について書きたい。

 

 

人には殺し文句と言うのがありますよね。

状況もあります。

これって決断を出すには情報が少な過ぎて不安に感じて起こるのでは無いでしょうか?

 

詐欺師と言われる人はここをつくのでしょうね。

こんな事を書いている自分も弱みに付け込まれたらまんまと騙されるかも知れません。

 

最近、踊らされているなと感じたのはやはり新型コロナウイルス関連でしょうかね。

詐欺とまでは言いませんが、この影響で散財した人もかなりいるのでは無いでしょうか?

 

10日前になるがドラッグストアに買い物に行った。

 

未だに品不足は感じますね。

マスクは出てきましたけど50枚入りで2千円と言った所でしょうか。

体温計は無かったです。

体温計のボタン電池は無かったです。

BOXティッシュは一人一つまでで300円位です。

除菌機能のあるウェットティッシュは5つ位ありましたけど1つ400円位です。

トイレットペーパーは豊富にあるように見えたけど一人一つで値段はメーカーや機能によって様々です。

手指除菌液はスプレータイプだと数はかなりある感じで一人一つで2千円位です。

手指除菌液の100倍位に薄めるタイプの物は一つありました。多分、500mlのペットボトルだと100本分作れる量で800円位です。

 

自分は他の物を買いに行ったので、これらの購入の意思は無かったのですが、状況がどうなのか気になって見てみました。

 

薄めて使うタイプの手指除菌液の所で見ていたら、夫婦が来ました。

聞こえてくる会話からして最初は買うつもりは無く、自分と同じで見に来たと言う感じでした。

でも、手指除菌液が残り一つと分かると奥さんの方が「一つしか売っていない。家にまだ半分位あるけど買って行こう」と手に取っていました。

手に取る時、自分とは全く目を合わせなかったですね。

目を合わせたら取り合いになると思ったのでしょうかね?

やましい気持ちのある人は目を合わせませんからね。

 

それはどうでも良いのですが、その時に自分に関心があったのは奥さんの言葉です。

「家に半分ある」と言いました。

自分が見た説明書には100倍希釈です。

原液の容量は覚えていませんが100本作れるとすると残っている原液で50本作る事が出来ます。

まず、500mlの手指除菌液を使うのに何日掛かるのでしょうか?

 

一回のプッシュでどれくらい出るのかわからないので何とも言えませんが、会社の使用例をあげます。

会社のは1000mlの容器に入っています。

従業員は30名です。

一人が手を洗う回数は午前中に3回、午後3回の6回とします。

プッシュ数は一回の手洗いで2プッシュとすると一人一日12回プッシュ。

それが30名で一日に360プッシュされていることになります。

この1000mlが2週間、実働10日で消費されますので3600プッシュ。

500mlだと実働5日で消費される事になるので半分の1800プッシュ分となります。

使用者を30名としましたが実際は6割程度だと思います。

ちなみにコロナ前は5名程度しか使用していませんでした。

20名の使用としても1200プッシュ分です。

 

一人で一日何回プッシュするのでしょうか?

50プッシュ位するのでしょうか?

今はお店の出入口に用意されていますので買い物の時には自分のは使用しないでしょう。

電車通勤者で降りた時にするとして、乗り換え2回とすると往復で6回。

トイレ前後と食事前で5回。

書類を受け取る度でしますか?仮にしたとして10回。

合わせて21回。

となると50プッシュは妥当でしょうか?

となると1200回プッシュするには24日掛かります。

50本分あるのですから1200日分もあります。

3人家族で割ったとしても1年分です。

そこに更に100本分購入したわけです。

そんなに必要ですか?と思ってしまいました。

 

手指除菌液は必要だと自分でも思っています。

でも、無駄な消費をしていませんか?

 

そして、自分が無駄だと思う行動をする人には共通点があるように感じました。

 

自分の考えに自信がない、又は考えが無い、もしくは考えるのが面倒と感じている人。

情報の入手先が限定されている、偏った情報しか無い。

限定品、残り僅か、と言う言葉に弱い。

不安な気持ちに常に置かれている人。

 

この様な行動を取る人に何故したのか?と聞くとたいていが「だって、あの人が言っていたから」と言う返答があるかと思います。

他人任せになっているんですよね、自分の考えに不安を感じるから。

中には「君なら出来るのに」と言う人もいるんですけどね。

 

自分もストックするのは好きだったのですけどね。

正確には好きと言うかしなければならなかったと言うべきでしょうか?

一番最初の企業が凄まじかった。

3か月に半日位しか休めないのですから、買い物に行けません。

今では完全にブラックと言われますね。

その頃の癖が抜けなかったのです。

 

でも、クローン病になってから入退院を繰り返すうちに「自分が死んだらこの物たちの処分が大変だな」と感じたんです。

それからは必要数だけの購入に切り替えました。

これは脱線でした。

 

 

慌てて飛び付かず、もう少し、冷静になって、状況判断を出来るだけの情報を得て、考えてから購入しても良いかもよ。

あおられるとパニックになる事もあるので気を付けないと。

俺なんかと開き直るのも必要な時があるかもよ。

冷静になった時に購入品を見た時に本当に必要なのは半分も無いから。

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く