クローン病患者が感じる病気の有名人のコメントに違和感
前回のあらすじ
宮藤官九郎さんが新型コロナウイルスに感染してコメントを出されたのでその事について思う事を書いた。
今回はタレントや芸人やスポーツ選手、著名人等の有名人が病気だと告白するニュースを受けて感じた事を率直に書きたい。
難病だやガンだと告白する有名人いますよね?
あれは何で告白するのかな?
自分が活動出来ない理由を公にするため
病気の事を知ってもらいたいため
ですかね?
どちらも大切な事と思います。
それは良いです。
情報番組を見ていての感想なのですけども、入口と出口を伝える訳です。
「これから闘病生活に入ります」
「克服しました」
「寛解です」
だけを聞いています。
克服や寛解した後で闘病生活がどうだったこうだったとは説明してくれています。
でも、情報が中途半端なんですよ。
途中経過の映像が無いのです。
病気の辛さ、薬の副作用の辛さの為に目が座っている映像。
倦怠感の映像。
辛さで容姿を気にしていられない姿の映像。
わがままになってしまっている映像。
辛くて話せない映像。
普段では考えられない、だらしない姿の映像が無いのです。
映像に出てきても、何となく「元気ですよ」アピールしています。
しているように見えます。
本当に辛い時って本当にどうでも良いですよね?
頭も働かないからブログなんてのはもっての他。
これのどこが悪いのか?って思いますよね?
僕ら病気の人は理解出来ますよ。たぶん。
だけど、健常者からしたら「なーんだ、治るんだ」ってなるんです。
親切心で教えてくれるので文句は決して言えませんし言うつもりも無いので誤解しないで下さい。
「○○治るみたい」
「△△したら治ったみたい。やってみたら?」
と教えてくれます。
心配してくれて本当に嬉しいし感謝です。
でも、これが中途半端な情報なのです。
期間とリスクと効果とコストが不明瞭なのです。
ここもしっかりと伝えて貰いたいです。
ここで、残念だなと思うのが、自分が訴えても聞き流されます。
でも、テレビとかで取り上げられると信憑性が高くなります。
そして初めて「あー、自分さんが言ってたのは本当なんですね?」となるのです。
ここで一つ誤解しないで下さい。
同情して欲しい
被害者ぶりたい
と言うような事は決して思っていません。
他の方が書かれているブログを読ませて貰うと最悪な体調で書かれている方はいなさそうです。
まだ、動ける状態で書かれています。
当然ですよね。
自分も動けるから書ける訳ですし。
主治医から「体調は良さそうだね」と。
でも、違うんだよ先生。
「本当に体調が悪い時はここに来れませんよ」と言います。
まぁ、反応は無いですけどね。
細部まで情報を提供して貰いたいと思います。
中途半端な情報に苦しめられています。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く