クローン病患者がスケープゴートについて考えた
前回のあらすじ
天災と人災について考えたのでその事について書いた。
今回はスケープゴートについて思う事があり、書きたい。
スケープゴートとは簡単に言うと身代わりや生け贄です。
なんで急にこんな事を考えたのか?
以前から気にはなっていたのです。
記事のタイトルもずっと前から付けておいたのですが、一行も書けていませんでした。
ただ、対象は自分を含めた難病の助成金申請する人と決めていました。
そして今回、新型コロナウイルスについて様々なニュースが流れていてこれに抱き合わせても良いかな?と書くことに決めました。
最初は難病申請の時の事。
申請するときに誓約書を書かされませんでした?
自分は細かい文面は覚えていないのだけど、
誓約書にサインするときに「あー、実験台になる事で助成金貰えるんだ?」と感じました。
自分の中では結構、衝撃的な事件でして、あの時の気持ちは今でも覚えています。
と、同時にまだ、クローン病の事を知らなくて「治せば良いんでしょ」って軽く考えてもいました。
本当に当時は無知で先生や薬剤師に説明をしてもらうけど内容は全く理解してない。
分からなければ質問をしたら良いと思うでしょうが、質問も浮かばない位、未知なる世界。
最初は既成路線の治療から始まりました。
ステロイド、ヒュミラ、レミケードと使ったが一長一短でこれだと決め手になるものは無かった。
そして、新しくゼンタコートって言う小腸に特化したステロイドが出たから使って見よう。
ステラーラと言うのも出たよ。
エンタイビオと発売ホヤホヤもあるよ。と使ってみた。
効果を聞くとサンプルが少ないみたいで回答も貰えない。
「あー、実験台だ」
抵抗はあるものの今の治療では回復は望めない。
だったら、やるしかない。
そのうち、「後世に続くなら、サンプルを無駄にされないなら」と考えが変わってきた。
これが、自分がスケープゴートと感じた最初。
次にスケープゴートが必要では?と考えたのが新型コロナウイルスについてのニュースの1つ。
トイレットペーパーが無くなるとSNSであげた人は事の重大さはわかっているのであろうか?
軽い気持ちだったのであろうか?
一度暴徒化すると人々は止まらない。
対岸の火事として見ると滑稽な風景だと思うが、冷静さを失った当人たちはいたって真剣でなりふり構わずな状態である。
確かに冷静さを保っていたら逃げ遅れたなんてのは洒落にならない。
たぶん、この騒ぎを抑えるのは十分なトイレットペーパーと発端人の吊し上げだろうなとは思っている。
この騒動の発端となった人は特定されたみたいですね。
袋叩きにあっていますね。
予想した通りの展開です。
でも、良い加減の所で怒りの矛を納めてください。
法治国家ですので、裁きは司法で行われるべきです。
命を奪うまで攻めて良い訳では無いです。
ここで落ち着かせる為にスケープゴートです。
行き過ぎた誹謗中傷をしつこく行う人は逮捕されるべきでは無いですかね?
今の世の中は抵触する事ならわかりますがそれでも逮捕されて法の裁きを受けて反省したなら許すべきかなと思います。
抵触しないモラル的な事で自分の意見と異にする人もとことん叩きますよね?
十人十色って範囲では無いですか?
もし、その事が法に触れる事なら法律で定められています。
それがされていないのは十人十色なんですよ。
それなので、酷い誹謗中傷をする人は、個人情報保護か名誉毀損かわかりませんが逮捕されるべきでは無いですか?
ネットの世界は無法地帯ですよ。
現実世界でもネットの世界でも安心出来る世の中になると良いです。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く。