クローン病患者が多数決の世界を考えた
前回のあらすじ
新型コロナウイルスに関する情報が本当の事、嘘の事、役に立つ、役に立たない様々あり、それに踊らされてる人がいるのでは?とその事について書いた。
今回は多数決について考えた事があるのでその事について書きたい。
世の中、平等と言う割には多数決で世界が動いている。
多数派が正義で少数派は悪、除け者、変人扱いをされる事がある。
それが例え人情的に酷いと感じた事でも多勢が正義である。
現代は多少は少数派を個性と捉える向きもあるがあくまでも表面的である。
これが今の世の中の多数派と少数派が逆転したらどうなのであろう?
外見的、内面的、身体的、病的など何でもである。
まぶたを二重にする人がいますよね?
もし、二重より一重の方が美的に優れていると多数の人が言ったらどうでしょう?
二重を恥ずかしがり、一重になるように努力する人が増えるでしょう。
この事はまだ、軽い方です。
右利き、左利きとありますが、圧倒的に右利きが多い様に感じます。
ですので、世の中の使い勝手は右利きに有利になってます。
自動販売機のお金の投入口は右手で入れやすいし、自動改札機も右側にタッチしたり切符を入れたりします。
左利きの人は不便だと思います。
なんで、突然こんな事を考えるようになったかと言うと、自分の前回のブログで顧客がマスクをしない運転手をよこさないで欲しい旨の案内が来たので、筆談にしたら?と思った事によります。
もし、声が出せない人が大多数だったら筆談か手話になりますよね?
そうなると音を聞くのも減るので耳も弱くなるか少しの音にも敏感になります。
そして話すことが出来る人は うるさいな と冷ややかな目で見られる事でしょう。
もし、目が見えない人が大多数だったら口頭でのやり取りが主流になり、文字や画像が無意味になりますよね?
そうなると指示を実行するには聞いた記憶だけが頼りになる。
もちろん、録音となるだろうが、目が見えない状態で録音機の開発や生産は無理だろうから存在していないでしょう。
点字が読めなくてはなりませんね。
美容やアパレルは無くなるかもしれませんね。
もし、耳が聞こえない人が大多数だったら目で見てのやり取りが主流になり、音は無意味になりますよね?
ラジオは無くなりますよね?
町内放送も無くなりますよね?
これらはメールとかで代用出来ます。
しかし、事件事故の察知は遅れる可能性は高くなります。
事故が起きても家の中にいたら気付きませんので、早期の救助が出来なくなります。
隣の家で強盗が入っても悲鳴が聞こえないので誰も助けに来てくれません。
音楽関係の仕事は無くなりますね。
もし、足が不自由な人が大多数だったら車椅子生活が主流でしょう。
そうなると椅子が無くなります。
足の健康な人は空気椅子で文字を書いたり、食事をしたりしなければなりません。
お店だったら、店員が大変そうに車椅子に乗って椅子を持ってきてくれるでしょう。
買い物に行くと棚の高さも低くなり屈まないと物が取れないだろうしね。
床は抵抗が少ないようにツルツルさせて、靴だと立つのもままならないでしょう。
もし、クローン病患者が大多数だったらどうでしょう?
事務所の椅子はいつでも便が出来る様にとトイレ数も必要なので おまる になるでしょう。
ズボンやスカートはすぐにトイレが出来る様に ベルトを使わない伸び伸びパンツやスカート になるでしょう。
電車の座席もトイレになってるでしょう。満員電車で立っている人が
「すみませーん、トイレでーす」と言うと終わってる人が黙って席を立ち、譲ったりして。
飲食店では自分は臭いもキツイ時があるのでコーヒーや味噌汁は止めて貰いたい。
なので、分煙ならぬ分臭になり、「お食事されますか?」とか店員に聞かれて席の案内になります。
エレンタールが主流になり、注文も「俺、オレンジにするけどお前は?青リンゴ?」となり、「オレンジ1つに青リンゴ1つ」と言う感じですかね?
自分は骨粗鬆症の薬を飲んでいるのでミネラルも気を付けなければならない。
したがって、もうちょっとマニアックな注文になる。
「俺、オレンジにするけどお前は?青リンゴ?アクトネル飲んでる?飲んでない」となり、
「オレンジ、水道水で1つに、青リンゴ、ミネラルウォーターで1つ」となるかも知れない。
ドリンクバーならぬエレンタールバーになってたりして。
会社で調子が悪かったりすると
「おい、大丈夫か?CRP高いんじゃ無いのか?今日は早くあがって絶食しろよ」
「はい、たぶん、1.5位だと思うんですけど」
なんて会話になったりして。
自分は心が狭いのか、「みんなクローン病になっちゃえ」って思ってしまう時もあります。
少数派も生きているのですよ。
意志があるのですよ。
好きで選んだ道では無い時もあるのですよ。
ほんの少し寄り添ってくれれば救われるのですよ。
便利と感じている横で不便に感じている人もいるのですよ。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く。