クローン病患者の心の弱さ
またまた、調子が悪くサボっていました。
いや、サボってはいなかったのですが、文章が進まないのです。
いや、進まないのではなく、ネガティブ発言だらけな文章になってしまい、読み返すと気持ち悪い。
と、言う事で書いては消して、書いては消してを繰り返し早3日。
今日こそは完成させるべく頑張ります。
前回のあらすじ
インフルエンザの予防接種をしたら調子が悪くなったと言う事を書いた。
今回は病気になってから心が弱くなったと感じたのでその事を書きたい。
1.性格の変化
- 小学生から高校生の時は責任感が強く、曲がった事は許せなかった。おまけに負けん気も強かった。
- 大学生になってから喧嘩こそしないが、負けん気は強かった。
- 社会人になってから、周りに気を配りながら過ごしていた。しかし、相変わらず、負けん気は強かった。
- クローン病になってからは気持ちの抵抗力が無くなったのか何においても勝てる気がしなくなった。だけど、悔しいと思う気持ちはある。
2.性格の変化の原因
年を重ねると同時に色々見て、色々経験をして、色々考えて、色々対処して、色々失敗して、色々成功、色々な人と接して今の自分になった。
- 正当な事だけでは世界は回らないことを覚えた。
- 自分が就職した頃は就職氷河期と初めて言われた頃であり、自分の代わりが沢山いた。仕事をする上で何が怖いかと言うと「失敗すること」。失敗した時点で出世コースから外れる。忖度ってのが生き抜くのに大切な技法だった。
- そんなこんなで周りのちょっとした変化に敏感になる。
- 病気に成り立ての頃は「病気持ちなのにみんなを仕切るなんて凄いんじゃない?」、「病気ごときに負ける訳が無い」、「最新の医学で治せない物は無い」てな感じでした。
- 治療が始まったが、いまいち改善していかない。手がある内は余裕だった。「いつ良くなるのかな?」、「はい、次の治療薬に行きましょう」てな感じでした。
- 改善しなくても悪化しなければ良かったのですが、段々と自分の身体なのに言う事を聞かなくなったけど、まだ、別の治療薬があったのでまだ余裕があり、「次の治療で良くなるはず」てな感じでした。
- どんどん悪くなり仕事を休みがちになる。そうすると考える時間も増えて「なんで自分が?」、「何が悪かった?」、「どうしたら良いの?」てな感じになりました。
- 身体が言う事を聞かなく痛みが激しい時は「あっ、もうダメだ」、「生きなきゃダメかな?」、「誰か事故してくれないかな?」と良からぬ事も考えてしまったり。でも、「待ってくれてる人達がいる」と気を持ち直したり忙しい。
- 治療薬のパッケージやカタログを見ると「完治するものでは無い」としっかり書かれてる。「難病って難病なんだな」分かりきった事をしみじみ思う。
- だんだん手もつき果たし治療法が少なくなってくると焦り出す。「会社にいられなかなる」、「周りに愛想つかされる」
3.今後の方針
- クローン病はどんなに願っても治らない病気なのであろう。
- 正直な所、自信が無くなってきている。 一番信用ならないのは悲しいことに自分となっている。
- 今後の生活する上での気持ちの選択肢としては2つある。
- このまま病気に負けて廃人となる。
- 病気のご機嫌を伺いながら上手に付き合う。
- まぁ、自信が無いと言っても当然負けるのは嫌いなので上手く付き合う事を選ぶ。
- このまま会社を立ち去るのも嫌だ。 骨を埋める埋めないは別として、まともに出社出来るまで残る事を選ぶ。
- どんな事態になっても対応出来る様に伏線予防線をじっくり早急に考える。
クローン病って死亡率が低いと言うか死なないですよね?
これも辛くないですか?
普通、戦うにはゴールがありますよね?
でも、クローン病にはゴールが無い。
戦う事を諦めても症状に悩まされるだけで死なない。
正に生き地獄。
って言い過ぎかな?
ゴールの無い戦いは辛いですよ?
病気だけでなく、仕事もそうです。
ゴールがちゃんと見えたら自殺なんて無くなるのでは?と思う。
ゴールの内容とゴールデンウィークするまでの時間も重要ですよね?
我慢の限界まで来てる人に「来年になったら」と言っても無理な話です。
そういう人には全くの猶予が無く今日明日の話です。
とりあえず、よく頑張ったねって言ってあげたいですね。
誰でも弱くなる時があります。
でも、その期間はなるべく短く。
ゴールが見えなく辛い人は目先の簡単なゴールを見つけましょう。
次のテーマとタイトルはアクトネル再開6回目・・・次回に続く