クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病とうつ病

前回のあらすじ

骨粗鬆症の薬であるアクトネルの4回目の服用をしたので、その状況を書いた。

2日目になったが頭がフワフワするものの特筆することが無く、更新はしていない。

 

今回はお笑い芸人のネプチューンの名倉さんがうつ病の為に2カ月療養するとニュースを見た時に思い出したことがあったので、その事を書いてみようと考える。

 

1.うつ病

  • 名倉さんのうつ病は「侵襲」が原因という事で、この「侵襲」とは治療をする過程において身体に害を及ぼす事。
    外科手術や薬の副作用の事を指す。

  • ただし、外科手術や薬の副作用そのものではなく、その事によって、今まで出来た事が難しくなったり、出来なくなったりして、ストレスに感じる事が原因。

  • 自分も2018/3頃に「うつ病」の疑いありと言う事で、精神科を紹介された。

  • 診断の結果は「うつ病」でした。

 

2.うつ病の症状
 自分は軽い症状だった思う。
 一日中ふさぐというよりは午前中に症状が出る感じ。

 現在も午前中は辛いが、精神的に辛い時もゼロでは無いが、クローン病症状に苦しむ事が多く、午後になると落ち着く。

  • 周囲の目が気になる

  • 考えるのが億劫になる
  • 会話をしたくない

  • 会社に行きたくない

  • 自分を責める

  • 自分を信じられない

  • 自分が嫌いになる

 

 

3.精神科医に言われた事

  • クローン病患者は「うつ病」になる人が多い。
    因果関係は解明されていない。
    この発言はどうなの?
    不安をあおられただけなような気がする。

    これは本当か嘘かはわからない。
    素直に受け止めれば「本当」になるし、ひねくれた受け止め方をすれば「安心させるための嘘」と言う事も考えられる。
    でも、調べるとすぐに出てくるのであながち嘘でもなさそう。

  • 薬物療法で治るので信じて欲しい。
    ベルソムラ20㎎を処方された。
    睡眠導入剤になるのかな?

  • 「人に厳しく、自分に優しくを心掛ける様に」と言われた。
    それが出来れば苦労はしないですよ。と思いながら聞いていました。

 

4.治療に関して

  • 月に1度外来で診察

  • 薬物療法として「ベルソムラ20㎎」を処方

 

5.治療を受けて

  • 管理者の仕事をずっと従事していた為かなんとなくではあるが、精神的な病気の場合はそれの「トリガーとなっている物を”除去”してあげる事が大切。」と言う事は知っていた。
    診察を受けても目新しい事は無かったし、質問しても期待通りの答えで「自分の知識に誤りは無かった」と言う事を確信した。
    ただし、医師に対しては知識が同レベルの様で不安を感じていた。

  • 「薬を貰えれば良いや」と割り切って受診していた。

  • が、その薬に危険を感じた。
    睡眠前に飲む訳だが異常状態に陥った事がある。
    どのような症状かと言うと
    「頭は眠たい。身体は起きたい。」
    これになるとどうなるかと言うと、身体が元気な為、
    「横になっていられない」
    じっとしていられなく、ベッドの上で跳ねるような動きをするようになる。
    それと
    「夢なのか現実なのか分からない」
    状態になり、見る物聞くものが信じられなくなり裏取りの証拠を探すようになる。
    たぶん、周りの人から見たら、
    「何してるの?」
    ってなっていたと思う。
    すぐに服用を止める。

 

6.薬物療法を止めた後

  • 気合でうつ病を治そうとする
    精神科に通っていながら気持ちで乗り切ろうとした。
    これが出来るなら「ここに来る必要性なし」と結論になり、
    「もう大丈夫です」
    と受診を止めた。

  • 特に何をする訳でも無く、何となく、平常心を保てるようになった。

  • これはたまたま自分が上手くいっただけだと思う。
    本当に辛い時は自分に自信が無くなって、常に不安な気持ちになる。

  • 自分が自信を持てたのは「精神科医を信じられなかった」と言う事が大きいと思う。

  • 治すには原因を自分で見つけられるかどうかによると思う。

 

 

7.うつ病の人へ
 自分がこんな事を言うのは大変失礼な事なのですが参考までに読んでみて。

  • 「自分を好きになろう」
    他人が自分を好きになってくれると思わない方が良いですよ。
    だから、せめて、自分で自分を褒めて、自分を好きになりましょう。
    自分は結構、自画自賛します。
    自分で頭良いと思うようにしているし、
    自分で格好いいと思うようにしてるし、
    自分で可愛いと思うよにしている。

  • 「他人の目は気にするな」
    症状を含めた自分の事は自分しかわかりません。分かってもらえません。
    分かってもらおうなんて無駄な労力を使うよりは自分の気持ちに向き合いましょう。
    そして、何が最適なのか?考えてあげましょう。

  • 「自分を信じてあげよう」
    自分が信じてあげなければ誰が信じてくれるんですか?

    それに他人に言われた事をやって失敗するよりは自分が考えた事をやって失敗した方が同じ失敗でも納得出来ると思うんです。
    なかなか難しいと思うけど、可能な限り、自分の納得する方に進んでいきましょう
    他人に言われた事をしなければならない時は諦めて、「言われた事をやっただけ」と開き直りましょう。
    クローン病でいる限りは我慢です。
    悔しくても我慢です。
    自分が治るまで「自由にやらせてあげている」と思うようにしたら良い。
    今、自分はそんな感じで会社生活を過ごしています。

    でも、悔しさは忘れてはいけませんよ。
    これは病気と向き合う為、見返してやる為の活力となります。

  • 病気はみんなへのハンディ
    自分は最強・最高な訳ですよ。
    だから、何も問題ない自分は大変な事になってしまいます
    みんなとバランスを取る為に病気になって、能力をみんなに合わせてあげている思うと凄くないですか?

    それに 病気を克服した時に、抜群の能力のだけでなく、人の弱さ・痛みが分かる思いやりのある人間になっているんですよ?

    非の打ち所がない自分を想像して生活しましょう。


8.まとめ

  • うつ病になると「人との接触が辛くなる」

  • 薬物療法になるがこの薬は心身のアンバランスを生じさせる。

  • 結局は気持ちの問題になりそう。
    いかに「負のスパイラル」から抜け出せるかどうか。
    抜けられるかどうかは自分を信じられるかどうか?
    自分を信じられる事が出来れば早道です。

  • 自分を見直せる良い機会だとおもう。
    焦る必要は無い。
    ゆっくりじっくり自分に向き合ってあげる事が大切だと思う。

  • 「自分を好きになり、信じて、他人の目は気にしない」


  • 自分の良い方に解釈して生活する。

 

 

自分が精神科に通っていたなんて、恥ずかしい話ではあるが、名倉さんのニュースが良い切っ掛けで書く事が出来ました。

これもクローン病にならなければこの症状は無かったんだと思う。

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く