クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病とのなれ初め Part13 クローン病と診断される前の事(学生編)

前回のあらすじ

前回までは、異変を感じ、検査をし、治療を開始してから現在に至るまでの経緯を紹介した

 

今回は異変を感じる前の話を「もしかしてあの時のあれは・・・」

と思い当たる事があるので、学生時代の事象についての話

ただし、これは一切、記録等は無くて、完全に記憶を頼りに書き込むものであって多少の曖昧さは否めないので、矛盾があっても突っ込む事はしても追及はしないように

 

1.小学生の頃

  1. 大便についての記憶の一番古い記憶では、大便は毎日するものでは無かった。まず、2,3日(数えていないので曖昧な日数)便秘になる。かなりお腹が張ってきて苦しい。それでも待っていると、今度は下痢になる。それがまた止まらないのである。昔の和式だったので、膝の裏に汗をかきながらしたものだった。今思うと、潰瘍があって、通り辛くなってる部分があって、そこを抜けるまでは便秘、抜けた後は下痢と言う見方が出来るかな?1回目の「あの時のあれは・・・」
  2. 多分、小学5年生だったと思う。一つ上の男の子がいる親戚の家に遊びに行った日の事。日中、楽しく過ごして夜はそこの家に泊まることになった。小学生なので疲れを知らずに、ワイワイはしゃいでいたが、突然、腹痛が起こった。初めて動けなくなる痛みを感じた時だった。心配してくれた男の子が母親を呼ぼうとしたが、親に心配を掛けさせたくないと思った自分はそれを制止して、痛みが治まるのをじっと待った。なぜ、これが?と思うかも知れないが、痛みに耐えている時に男の子が「盲腸なんじゃない?」と言ったのを思い出したからだ。そう、位置的には合致している。それに盲腸だと待ってても痛みは治まらないはず。これが2回目の「あの時のあれは・・・」になるかな?
  3. 林間学校か修学旅行のどっちか。当時は大便をする事はかなり恥ずかしいことでその事を知られるのはこの上無い、屈辱。なんせ、大便をしただけで、学年中に知れ渡る。しばらく白い目で見られる。白い目で見られている人は何人も知っている。だから、極限まで我慢する。で、我慢も限界に来て、(まだ、便秘が続けば良いのにと思いながら)とうとうしてしまう。そこは水洗式だったので、流す前に何げなくのぞくとなんと便の色が見たことが無い色彩に。灰色ベースの赤いマーブルになっている。気色悪かったので覚えている。ただ、これが継続していたのか?突発的だったのか?我慢の限界まで耐えた為の出血による物なのかは、はっきりしない。なんせ、学校ではプライドの為に絶対に大便はしないし、家ではボットン便所だったので、便を見た事が無い。これは「あの時のあれは・・・」になる?
  4. 小学生5年の時に膝が痛くて歩くのもままならない状態になった。整形外科では「成長期特有の膝の痛み」と診断されたが、果たして、本当に成長期だろうか?未だに痛みがあるのに?まだ、成長している?でも、これはクローン病とは関係ないかな? ちょっと脱線、この頃、野球が好きで上手な方だったと思う。一応、市の合同チームの選抜メンバーに選ばれていたけど、この膝の痛みの為に辞退したのが悔しい思い出。これが無ければ続けてただろうなと思う。

 

2.中学生・高校生・大学生の頃

  1. この頃になると、友人との会話でも便を話題にもしなくなる。便の事で盛り上がるのは小学生までの話なので、特段、記載すべき事柄は無い。元々、便に興味も無いし。
  2. しかし、便の周期は相変わらずの便秘と下痢を繰り返す生活。下痢の日は体重が下がったのを覚えている。なんせ、思春期なもので、何をおいても格好が一番。下痢になると体重が下がるので喜んでたりして。
  3. 高校生の時は腰が痛かった。これは関係しているのかわからない。最近まで痛かった。けど、クローン病の治療を始めたら痛みが無くなったんだよね。だからもしかしたら「あの時のあれは・・・」になるかな?
  4. 大学生の1年だったかな?乗り気では無かったんだけど、成り行きなのかはめられたのか女性とドライブデートをしなければならかった。つつがなく時間を過ごし、夕方6時頃かな?咳付きで熱が出てきたんだよね。それでそのまま、解散したのは良いけど、咳が止まらない。翌朝には良くなっていたけど、それ以降、夕方になると咳が出るようになったんだ。これはうがいをしても全く止まらない。これは「あの時のあれは・・・」に当てはまらなさそうだけど、実はこれも、クローン病の治療を始めてから無くなったんだよね。だから、これも「あの時のあれは・・・」になるかな?
  5. 大学生の全学年において、非常に疲れていた。何回か助けてもらったけど、基本的に授業料は自分で払っていた。今みたく、奨学金制度が充実してはいなくて、本当に頭が良いけど、お金が無い人の為の奨学金制度で、まず、奨学金をもらえる人はいなかった。当然、自分も奨学金を貰えるような学生では無かったので、バイト漬けの毎日だった。そんな時、3年生くらいかな?疲れてくると肺から肩甲骨に向けて痛みが走る。その痛みが出ると呼吸が苦しくなる。一晩寝ると治るのだけど、この頃から栄養ドリンクが必要な体になったから、これは「あの時のあれは・・・」と思ったけど、あてはまらないか?因果関係が見つけられないか。

 

まとめ 

  1. 小学生の時から便秘と下痢を繰り返していた。
  2. 盲腸かな?と疑う痛みがあったが時間が経つと治っていた。
  3. 大便を極力しないように我慢していた。ある日、異常な色彩の便が出た。
  4. 成長期と診断された膝の痛みがあったが、それが今も続いている。
  5. 腰痛を感じるようになった→クローン病の治療を始めてから痛みが無くなった。
  6. 夕方になると、咳が出るようになった。→クローン病の治療を始めてから咳が無くなった。
  7. 疲労が蓄積すると、肺から肩甲骨に向けて、痛みが走り、呼吸が辛くなるが一晩休むと痛みが無くなる→、クローンとの因果関係は見当たらない。

 

クローン病との因果関係はなさそうだけど、クローン病の治療をするようになってから、症状が治まったものもあり、完全に無関係とは言い切れなさそうだ。

 

同じように、クローン病の治療をしてから、症状が治まった人っていますかね?

先生に話してもいまいち反応が無いんだよね。これはちょっと寂しいですね。

もしかしたら、面倒くさい患者扱いになってる?

 

そして社会人編・・・次回に続く