クローン病患者がウッドデッキを作った
前回のあらすじ
後輩が辞めたけど、辞め方が良くなかったのでその事を書いた。
今回はコツコツと作成していたウッドデッキが出来たのでその事を書きたい。
ウッドデッキ、何で作ろうと思ったのか?
それはウッドデッキの床材にぴったりの木材を貰えたから。
構想のウッドデッキは大きさは幅2400㎜・長さ4800㎜で屋根付き、格納庫付きです。
その構想通りの図面を書きました。
図面もバッチリで部品取りをしました。
その図面の通りに足りない材料を用意しました。
束石も屋根の支柱もペンキも買いました。
束石の位置決めが思ったより難しい。
土台となる石なのでとても重要だと言う話なのでとても慎重に真面目に設置しました。
けど、寸法通りに置いたはずなのにずれている。
そして一つの束石を設置しなおすと隣の束石も調整しなくてはならない。
そうすると更に隣の束石も調整が必要になって来る。
そうなると無限に束石の調整地獄が始まりました。
もう、飽きました。
でも、材料がこちらを睨んでくるんです、「早くやれよ」って。
何度も何度も何度も挫けそうになりながらなんとか束石の設置が終わりました。
今度は木材の準備です。
雨ざらしになっていたものなので泥なのか、日焼けなのかとにかくこのままペンキを塗ると汚いのがそのままで出てしまうので、表面を綺麗にします。
ベビーサンダーを使って表面を磨いてい行きます。
まず、量が多くて凹みました。
やり始めたらペンキまでは済ませないと無駄な作業になってしまうので覚悟が必要です。
頑張りましたよ。
なんとか腕が痺れながらもこなしました。
そしてペンキも塗りました。
これでひとまず安心です。
束石に束柱を取り付けて、大引き・根太とコーススレッドで固定すると高さが合わない。
水糸を使って横方向・縦方向・高さをしっかり合わせたはずなのに。
よせば良いのに、束石をいじってしまいました。
ここからまた地獄が始まりました。
もう、止めようかな?弱気な意見が頭を横切りましたがここで諦める訳にはいかない。
そして、予定変更しました。
長さ方向は4800㎜から2400㎜で作る事にしました。
そして作成し出すと今度は屋根用の束柱の長さが現地を測るたびに、左右を比べるたびに、長手を比べるたびに合わない。
木は切ってしまうと長くするのが難しい。
とてもじゃないけど素人の自分には無理だと思う。
そうすると慎重になる。
そうするとまた現地寸法を測りたくなる。
そうすると会っていないので不安になる。
これじゃ先に進めません。
ここでまたもや、予定変更です。
とりあえず、屋根は後回しにして格納庫付きウッドデッキを完成させることに集中した。
束柱・根太・大引きをコースレコードで固定です。
今年の夏は暑い。
とにかく暑い。
休日の朝6時から9時までが活動可能範囲。
なので、何週も掛かりました。
ここまで来ると床材の取り付けです。
コースレッドの取り付け位置も綺麗に一直線にしたいと思ったのが間違いでした。
下穴を開けてから打ち付けです。
ここでまたトラブル発生。
天然木の為に曲がっていたり、捻じれていたりしてただ打ち付けると根太と床材に隙間が出来てしまう。
Fクランプを使って調整しながら取り付けていくのでとても大変です。
一枚取り付けるのに30分かかります。
暑くて熱中症の手前まで行った時もあります。
格納庫を作る為には床材の加工も必要です。
もう無理です。
と思いながらもここまで来たのに諦める訳にはいかない。
またしても予定変更です。
格納庫無しウッドデッキにしよう。
ここまで来ると図面の書き直しなんてしていられません。
全て現地合わせです。
と言う事で紆余曲折しながらもウッドデッキが完成しました。
このウッドデッキ作成作業の間に何回か熱中症になったかもしれません。
そして分かった事があります。
暑くて「危ない」と思った時にはかなり危険な状態になっています。
喉が渇き、汗が大量に出て、頭痛がして、吐き気がしました。
これから冷たい飲料を飲んでも効果は無いような気がしました。
飲むとかえって吐き気が増す感じでした。
回復するまで長期戦になりますので、注意してください。
作業は「キリの良いここまでやろう」と言うのは間違っています、倒れます。
進捗具合で終了か続行を決める事はしない事です。
止める止めないは身体に聞いてください。
ここを怠るとかなり危険な状態になります。
止める勇気を持ってください。
一番は自分の身体が大切です。
今している行動は全て自分の為です、人の為では無いです。
と開き直る事も必要です。
なかなか難しいですけどね。
難しいけど、自分会ってのこの世の中ですから。
自分を一番に考えましょう。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く