クローン病よ、良い子だから、ね

クローン病になっての心境や環境の変化、治療に関することを書いていきたいと考えてます

クローン病患者が考えた過敏とマニュアル

前回のあらすじ

犬が逃亡したけど、人を馬鹿にするような帰り方をしたと言う事を書いた。

 

今回は新型コロナウイルスの影響で物事に対して過敏になっている人について書きたい。

 

 

新型コロナウイルスの話題はだいぶ減ってきた感じがしますが、いまだに東京では50件を超える日々が続き、全く持って、落ち着いてはいない。

東京の隣の埼玉県の知事さんは東京での感染者が飲食店がらみの人が多い事から「東京での飲食は控えるように」と注意喚起をしたようですね。

 

人が触ったものに触れたくないと手袋をして物に触れる人もいらっしゃるようです。

 

人と近付くのに嫌悪感を露わにする人もいらっしゃるようです。

 

その他に色々あるようですけど、とにかく過敏に防衛的な行動をしています。

 

それと「自粛要請に応じない人には罰則を」と言うアンケートには6割以上が賛成だったとも聞きました。

 

過敏になって自制している人はマニュアル人間なのかな?

 

これらって非常に怖いと言うか危険だなと感じました。

 

過敏になっている人は社会生活を送るのも困難になるのでは無いでしょうか?

世の中の全てが自動ドアでは無いのでドアノブには触らないとなりません。

そして、そう言う人って自分では開けずに他人に開けさせたりするんですよね。

 

この様な自分だけ守る様な過敏は勘弁して欲しい。

あなたが嫌なことは自分も嫌なんですよ。

 

人を危険な物質の様に接してくるようなこちらを不快にさせる自己防衛も勘弁して欲しい。

あなたもこちらを汚いと思っているかも知れませんが、こちらもあなたを汚いと思っていますよ。

でも、そう言う人に限って、自分だけは潔癖だと言い張るんですよね。

 

そして最も危険だと感じたのは「自粛要請に応じない人には罰則を」と答えた人ですね。

確かに守っている人からすると

「こっちが守っているのに何してるんだ?」

「素直に応じている人が損をしている」

「守らない人が得している」

と感じる事もあります。

罰則してくれって言う事は「監視してくれ」と言っているのと同じ事なのです。

これって社会主義の考え方になるのかなと思って。

どうしてこんな考えになるのかと考えたんです。

 

30年位前ですかね?

標準化とかマニュアル化とか見える化と騒がれるようになったのは。

その前はよくは知りませんが、よきに計らえ、って感じだったのかな?と思います。

 

仕事をしていても思うんです。

マニュアル人間が増えているなって。

年代に限らず、全体的に増えていると思います。

臨機応変が出来ないのです。

 

「マニュアルに載っていないので出来ません。」

「聞いていません」

とか言う人いませんか?

 

そうなのです、マニュアルに載っていない事はしなくて良いと思っているのです。

それにマニュアルって自分で考える必要が無いのです。

監視される事は楽なのです。

 

そして出来ないのは「マニュアルが悪いから」となるのです。

自分はマニュアルを作る側にいたので、よく責められました。

でも、こちらからするとがっかりするんです。

 

責めてくる人は正論なんですけどね。

でも、正論だけでは世の中回らない事も知ってほしいですね。

 

この様な生活に慣れてしまったのでしょう。

定年を迎えた人もこのような考えの人もいるのです。

それで、ちょっと、自分で考えて行動すると「私が考えてやりました」って大威張りです。

それで気分が良く、効率も上がるなら「そうだね、凄いね」って褒めてあげます。

 

 

監視されるって事はプライベートも何もなくなるんですよ?

気晴らししたくて寄り道する事もありますよね?

ちょっと遊びに行きたい時もありますよね?

他人に知られたくない趣味をしたい時もありますよね?

これは良くないけど、不倫や浮気したい人もいますよね?

これら全てダメになるんですよ。

もしかしたら身体にGPSを埋め込まれるかも知れませんよ。

 

もっと言えば行動だけでなく、体調管理も監視されるかも知れませんよ。

飲酒運転をさせない為に呼気の測定しないと車のエンジンがかからなくなる。

毎朝、熱を測らせる。測らないと玄関が開かなくて外に出られない。

 

これらが普及して定着した頃には「個性が無くなる」って事になります。

自由を求めると追われる立場になるのでは無いでしょうか?

 

 

この様に考えると人の意見や考えに乗ってばかりってのは怖くないですか?

気付いた時には手遅れだったって事にならないように自分の考えや意見を持つようにしましょうね。

 

 

次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く