クローン病患者が考えた今後の仕事の在り方
前回のあらすじ
エンタイビオの8回目の投与を済ませてきたことを書いた。
今回は新型コロナウイルス感染症の影響で仕事の仕方が変わった分野もあり、その事に関連した事を書きたい。
なんで仕事をするのでしょうか?
一番の目的はお金を手に入れる為ですよね?
なんでお金が必要なのでしょうか?
住む所を確保する為、服を着る為、趣味を楽しむ為、そして一番大切なのは食べる為。
クローン病患者にとっては食べるはそれ程重要では無くなってはいますけどね。
これからは仮説です。
多分、食べる事が人の行動の基本では無いでしょうか?
最初、木の実や野菜などを食べていたのだと思うのです。
春から秋までは食べ物がありますが、冬は食べ物が少なくなる。
そして保存食が必要となり、保存食を作る為の食物が必要になるので農業が始まった。
その農作物を狙う、野生動物がいるので食べられないように野生動物を殺傷していた。
試しに肉を食べてみたら美味しかった。
もっと、食べたいとなり、殺傷する為の道具を作った。
中には道具を作るのが上手な器用な人が出てきて、他の人に頼まれて作っていたら、狩りに行く時間が無くなってしまった。
道具を作って貰った人が道具のお礼に狩りで得た物をおすそ分けするようになって、物々交換をする道具屋が出来た。
狩りに行くとケガの心配が出てくる、中には命を落とす人も出て来た、また、獲れる日と捕れない日が出てきて安定して食事が出来ない。
それで野生動物を人工的に増やす事にして安定して食する事が出来る養殖が出来た。
育てるのが上手な人、解体するのが上手な人が現れてそれぞれを仕事とする人が出て来た。
いっぺんに肉を貰っても食べきれないので捨てる事もある。
もったいないので欲しい時に言うのでその時に頂戴と口約束する。
中にはずるい狩人がいてあげてないのにあげたと言う。
それじゃ、引換券を貰う事にした、これがお金の始まり。
今度はお金を価値を統一する必要があり、それを管理する人も必要となる。
そんな感じで職種が増えていったのでは無いでしょうか?
今では計り知れない数の職種がある。
今回の新型コロナウイルス感染症で生きるのに必要な仕事の見直しがされるのでは無いでしょうか?
生きていくと言う事だけを考えると
お笑いは必要?
演劇は必要?
コメンテーターは必要?
アスリートは必要?
となっていくのでは無いでしょうか?
それじゃ、やっぱり、食材を作る人は必要でしょう。
と思ったら、「AI」で出来るよね?
種まきをして、日光の管理をして、水の管理をして、成長の具合を確認して、取る。
その様に考えると人間じゃないと出来ない部分はかなり限られる。と言うかもしかしたらないかも知れない。
そう考えると残る仕事とは何でしょうか?
技術の発展の基本にあるのは「人が楽をしたい」と言うのがあるのだと思うのです。
作業をしていても疲れるから楽したいので、手でやっていた物を道具を作り出す。
今度は機械を作る。
更に自動化にする。
人は楽をしたいがために技術を発展させ、今度は自分の居場所を失う。
完全にそこまでに行くにはもう少し時間がかかると思います。
しかし、新型コロナウイルスのお陰でテレワークと言うのは市民権を得ましたね。
何もわざわざ、朝早くから満員電車に揺られて都内に行かなくてもスマホがあれば営業や商社等の仲介役は出来る。
データーの集計もパソコンとデーターさえあればテレワークで出来る。
ファックスもパソコンで受け取る事が出来る。
そうすると、10人も20人も入る様な大きなオフィスは必要無くなる。
そうすると不動産屋が減ってくる。
と、言うような事になって行くのでは無いでしょうか?
怖いですね。
考えても生き残れる仕事が無いんですよ。
これは危機感を覚えますね。
だけど、AIってたくさんのデータから確率を出したり、様々なシーンを記憶しているだけで前例の無い事は苦手なのかも。
そもそも、これがAIだってのも確立していないはずですしね。
これも何度も書いているけど、少なくとも今日の当たり前は明日の当たり前では無くなるかもよ。
次のテーマとタイトルは未定・・・次回に続く